アイドル部 〜1st Anniversary PARTY〜 はんぱないパッション

チケット難民になった瞬間はさすがにしょんぼりーんだったんだけど、ありがたいことに有料配信で見れるよう調整してくれたおかげで無事楽しむことができてほんとよかったわ。 自分はVTuberLandには行けたものの、よみうりランド難民になってた人たちの気持ち、特に地方勢には若干申し訳なさすら感じるところがあったので、hPa難民になったとしても今回は自分がそっち側になるだけのことと納得しようと思ってたけど、でもやっぱり同じ悲しみを繰り返すよりはできるだけ多くの人に見てもらえたほうがいいからね。 配信でも見れるよう尽力してくれたことはほんとありがたいと思う。 実際それでたくさんの人が満足感を得られたようだし、一緒にお祝いできて良かった。



物販&会場周辺

f:id:ultimei:20190526031442j:plain

VTuberLandのよみうりランドよりは近場だし、物販もある、なによりせっかくの1周年、アイドル部としては初のライブイベントなので、雰囲気を眺めに現地に行ってきた。 概ね晴れ、時々雲がかかる程度で気温もさほど高くない、5月らしい過ごしやすい良いお天気でよかった。 まだ物販列が結構残ってたから、まずは広場でお昼ごはんを食べつつ、物販列や会場前に集う人々を遠巻きに眺めてたので、気分はだいぶまったりだった。 VTuberLandのときはコラボフードやアトラクションで遊んだりするのに結構忙しく歩き回ってたから、その時とは対象的。

VTuberLandでは物販列がなくなるのを待ってたらグッズまで無くなってたけど、その点は今回も同じ。 出来ればペンライト、少なくとも現金減給うちわくらいは欲しかったんだけど、それらは残念ながら完売。 ただ一番欲しかったアクリルスタンドセットは最後まで残ってたおかげで無事入手できたので不満はない。 前みたいに事後通販やってくれたらありがたいなとは思ってるけど、それはなくても、イベント直後というこれ以上ないタイミングで最高のファンアイテムを出してくれたので、当面はこれで生きていける感がある。 ちえりちゃんの楽曲DL販売まじ助かる😭🙏



現地に行ったのは、会場に入れなくても出来る限り近いところからちえりちゃんたちに応援送りたかったからっていう理由もあった。 せっかくの1周年イベントなので、配信で見れるとしても現地の雰囲気くらいは触れておきたかったというのもある。



f:id:ultimei:20190526032004j:plain

最近いいねするにもいろいろ悩むって話はしてたし、見てくれたとしても終演後だろうと思ってたから、正直すぐにいいね💗がもらえるとは思ってなくて通知見たときは心臓飛び出るかと思った。 でも届けたいものが届いたように思えたので、現地いってよかったな。 このスクショは今回の思い出のひとつ。

f:id:ultimei:20190526031446j:plain:h480

この後『GO!GO!ちえり!』が歌われたときには心底驚いたのだけど、後から思えばそのフラグ的な意味合いだったのかなとも思った。 まあ何にせよ嬉しかったのは確か。



あとはお手紙も送った。 スタッフさんに聞いたらプレゼントボックスは会場内に設置ということだったので困ったなと思ったんだけど、チケット無くても渡したい旨相談してみたら、大変ありがたいことに代わりに届けて貰えることになった。 後から考えると誰か入場する人に託すって手もあったなと思ったけど、あの時暖かく応対してくれたスタッフさんには感謝しかないのでここでも改めて書いておく。 ありがとうございます。

その後は従業員ちゃん・従業員くんと観覧車を眺めつつ、現地に魂を残しておうちで配信待機。

f:id:ultimei:20190526031450j:plain


前座・ウビバナイト

さらっと流してしまうけど、なかなかに濃い前座だったね。 初っ端からはんぱないパッション。

スクリーンにファンアート映しながらアニソンDJで会場を温めつつ、合間合間でビデオメッセージを流すという、位置づけこそ前座ではありながら内容だけならこれ単体でも成り立ちそうな密度だったね。

アイドル部はあまり外部コラボをやらない方だけど、これまでアイドル部と親交があった子たちからのメッセージを見てたら、なんだかんだイベントとかで色々繋がり増えてたなあと思いつつ、みんな温かいお祝いコメントを送ってくれてたので、アイドル部一年の活動の積み重ねを外からの視点として感じられてよかった。 好感を持って貰えるてるというのか感じられると嬉しいもんだね。 これからも仲良くしてくれると嬉しいなあと思った。

小峠教官からのビデオメッセージもありがたかったね。 正直、ガリベンガーVが始まった当初はシロちゃんアイドル部とはちょっと合わないんじゃないかという印象もあったんだけど、回を重ねるうちにお互い掴んできたのか面白いやり取りを見せてくれるようにもなったし、教官の方も個々の面白さを拾い上げてくれてるなと感じるようになったので、番組外でもこうして絡んでくれるのは純粋に嬉しかったね。


イベント本編


1曲目が全員揃っての『*〜アスタリスク〜』だったわけだけど、VTuberLandであの映像を見れた側としては、あの時の楽しさを思い出しつつ、一方で映像を流すだけだった前回とは異なり今回は全員揃っての歌唱、つまり今回はライブイベントだというのを改めて認識できたので、導入としては最高だった。 それに、VTuberLandのときは配信が無かったからあの映像(とその時の興奮)は現地に居た人だけのものになってしまってたから、公開してくれって声は当然多かったし、その点でも配信で多くの人が見れる状況で改めて歌唱という形で披露したのはある種埋め合わせにもなっただろうから、よかったんじゃないかなと思う。



2曲目、個人曲での1曲目がちえりちゃん。 ちえりちゃんは序盤だけど最初ではないだろうと思ってたから、特攻隊長やるのは意外だったね。 でも少し聞いてたら選曲『ようこそジャパリパークへ』とあわせていい配置だなと思った。

なとなと・あずきち・もちにゃんあたりは、既に配信内やライブイベントでもソロ歌唱はやってたから安心して見れる一方、歌に関しては未知数な子もいる。 歌が得意な子が1曲目を飾って、迫力でもってブチ上げて後ろに繋げるような始め方もあっただろうと思う。 特別歌がお上手ってわけではない、特にイベントで1曲フルで歌唱となると未知数だったちえりちゃんからの始まり方は、初っ端からハードルを上げすぎないという意味でも良い始まりだったと思う。 ライブイベントだからと無理して全員に同じ基準を求めたものになってハラハラしながら見るよりは、全員がそれぞれの出来る限りでのいいものを見せてくれるだろうという安心感を持てたね。

選曲に関しても、『ようこそジャパリパークへ』なら大多数が一緒に盛り上がれるような曲だから、ただ見て聞いてもらうだけじゃなく「みんなで一緒に楽しく」を提示するには絶好の曲だと思う。 それに、得意なことはみんな違う、一人では不安だけど一緒にやれば楽しくできる、すごいものは作れる、といったようなアイドル部がこれからやろうとしてることをこの歌に重ねてるのかもという見方もできなくもなく、曲のテーマとしてもイベントの方向性と合致するところがありそうなあたり、やはりソロ1曲目としてはいい選曲になってるんじゃないかなと思う。

そんな感じで、ソロ1曲目にしてどんな期待値で見ていけばいいかというのが掴めたのと同時に、アイドル部らしくメンバー個々のやり方にあった内容を見せてくれるイベントになりそうだ、といったような安心感が持てたので、1曲めから早速「これは勝ったな風呂入ってくる」感というか、絶対いいものになるという確証みたいなものを感じたね。

それぞれ歌の上手さに聞き惚れたり、涙ぐむポイントで一緒に泣いたりした場面がある中で、今回後から振り返ったときに純粋に見れて良かったなあと思えたのがイオリンの『ブルーバード』。 いつもニコニコしてる子だからこそ少し切なげなメロディーの歌を歌うところに意外さとエモさがありながら、でもどちらかと言えば本人は歌いたくて歌ってる、楽しんで歌ってるし、振り付けも歌詞を意識しながらというよりはむしろ心の趣くまま今感じるままに動いてるという感じ、まさにイオリンのやり方でイオリンの思うようにやってるというのが感じられて純粋に良いなあと思えたし、そういう風にできる場所がアイドル部だというのを象徴してた場面だったように思う。 今回のイベントはアイドル部らしくてよかったというのが感想のひとつだけど、それを強く感じたのはイオリンの歌を見てるときだった。



全員が3D衣装を披露して以降、番組やイベントへの出演が定期的にあるから動いてる姿はよく見てたとはいえ、やっぱり歌と踊りとなるとそういった場面とはまた違った動きになるので、そこでまた新たに個性が見てとれたのがよかった。 ダンスがお上手でなくても楽しそうにしてるのがよくわかるし、あーこの子こういう動き方するんだなぁぐらいのなんとなくの印象から、逆に感情がこもるとこういう仕草に現れるんだなあ、みたいなものまで、まあ色々とこれまで見れなかった動きが見れたというのだけでも面白さがあったね。 みんな可愛かった。

個人曲ではスクリーンの両サイドにアップの映像が常時映る画面構成になってたけど、歌ってる姿やライブ感を楽しみたいという要求と、逆に表情や細かいしぐさをじっくりみたいという要求の両方が満たせていい構図だったんじゃないかと思う。 配信で見てた限りではカメラさんがいい感じにアップや引きの映像を切り替えて写してくれるから視界や映像的な不満はさほどなかったとはいえ、センターで歌ってる姿だけでは解像度の都合なのか表情や口の動きがはっきり見づらいときはあったので、そういうときはサイドのアップ映像がありがたかったね。 それに現地で見た場合の想像にはなるけど、見たい場面に合わせてアップと実体とで視点を移せるし、身長低いからよく見えないけど前の方まで行くのはしんどいタイプの人間には、終始ほとんど何も見えない、みたいな状況にはならなそうなので、その点でもよかっただろうなと思う。

そういえば、複数人で歌ってる場面では、声が重なると誰が歌ってるかわかりづらいところがあったかな。 一応スクリーン上ではアップで映ってたから今誰が歌ってるかは一応把握できたけど、配信ではそれが常に映ってるわけじゃないので、引きのときでも分かるようにライトアップするとかあればもっと良かったかも知れないなと思った。 ただ今回に限っていえば、始めから終わりまで星空を背景に星のように歌うアイドル部という演出になってたから、スポットライトみたいな演出を入れちゃうとそれがちょっとブレちゃうから、まあこれでよかったかなと。 今後ライブイベントやるときに映像演出も加えるようなことがあれば、それと合わせて期待すればいい話かなと思う。



ソロ曲パートでは終始1人で歌う場合もあれば、途中から他の子を呼び込んで合いの手を入れてもらったり、あるいは一緒にそばに居てもらったりと、そういう出番の置き方もよかったね。 初のライブだから全員が1人だけで1曲やりきることに難しさはあっただろうけど、でも初のライブだからこそちゃんと全員に見せ場があってほしいから全員のソロはやってほしい、そのあたりのバランスが取れたいい演出だったと思う。 それに、歌こそソロではあったけど、一緒に立つことでユニット感も出るというのが良かったね。 なるほどそういう組み合わせかぁと思ってニヤっとなるところがあるかと思えば、ありのおひめさまコンビで登場してそれだけでエモくなる場面もあったりするし、ダンサーとして加われば賑やかすときの仕草でまた個々の性格が見えたりで、そういう見た目的にも楽しかった。 すずちゃんの客席の巻き込み方、煽りはうまかったなあ。

こっそりとさくらんぼアイスを期待してた民からすると、ピノちゃんをなとなとに取られちゃったのはちょっとだけ悔しいけど、でもあの曲はあの二人じゃなきゃダメだったから、早いとこ次のライブイベントやってもらって今度はそっちでさくらんぼアイスやってほしいなという要望。



ただでさえちえりちゃんの話ばかりで申し訳ないけど、それでもやっぱ『GO!GO!ちえり!』は書かずにはいられないねw まさかこの曲が、振り付き生歌で披露されるとは思わなかったな。 最初イントロが聞こえたときは「まじかよwww」と思った。 ほんと頭アップランドだなぁと思いつつ、最初はちえりちゃんの配信のネタだったものがファンが真似したり呼応して、MADになって、最後に公式が採用してイベントで披露するという流れ、まさにみんなで作ってる感があって楽しかったね。 それに、全員並んで一緒に「GO!GO!ちえり!」ってやってるところを見てたら、今回はたまたまちえりちゃんの曲ではあったけど、含意としてはファンメイドのもの全般に対する公式からのレスポンスのようにも捉えられたので、それもまた良かった。

『GO!GO!ちえり!』を見てて改めて思ったけど、テンプレだったりみんなが自然と乗りたくなる定番の流れだったり、一体感の高さがちえりちゃんの配信の面白さの一つだけど、そういう風にファンを乗せられる、あるいはそういう場を生み出せるところがちえりちゃんの才能なんだろうなと思うし、その結果が今回の『GO!GO!ちえり!』なんだろうなと思う。



うちわは完売で手に入らなかったし、一緒に会場でライト振りながら\GO!GO!ちえり!/って出来なかったのは心残りだけど、こういうのは心残りがあったほうが次につながるので、やっぱ現地行きたかったなってなるほどの面白いものをやってくれたのはよかったね。

アンコール含めて本編が約2時間弱、ありきたりな感想だけどあっという間だった。 もっと見たいという気持ちはあっても不足は感じない。 最近はライブイベントとか見ても一度みたらあー楽しかったで終わっちゃうことが多いんだけど、久しぶりにタイムシフトで何度も見たくなる楽しさがあっていい内容だったね。

今後もこういうイベントやってくれたら嬉しいね。 歌メインのイベントももちろん見たいけど、今回はトーク少なめだったから12人でテーマに沿ったトークもみてみたいし、ばあちゃる学園の日常再現ドラマみたいな小芝居とかも見てみたいし、配信内でやってる視聴者参加型の企画を会場でやるのも楽しそうで、まあ色々やってほしいなと思うことは思いつくので、今後そういうのもやってくれたら楽しいだろうなと思う。