声優グランプリ2015年6月号

買ってきた。

一番の目的はこれ。 2010年10月号と並べたかった。

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今回の2015年6月号の裏表紙はアイマスじゃなかったのが惜しい。

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以下は内容の話よりは思い出話。

インタビュー記事とかにも興味はあるし、実際読んで知れることもあるけど、それ以上に雑誌は買ってしまっておくと後であの時どうだったかってのを振り返りやすいのがいいね。 今回は10周年ライブを控えての話が多かったけど、それをまた五年後くらいに振り返るときどう見えるかが楽しみ。

で、振り返って2010年10月号の話。 5年前、5thライブに続けて全員揃って登場というところにものすごく意義を感じたし、その中で特にあずみんが登場するところに惹かれて買った。 当時はとにかくあずみんがどういう人なのか、どんな考えで雪歩と向き合ってくれるのかを少しでも知りたかった。 5thライブでの発表の衝撃もだいぶ落ち着いてはきてたけど、やっぱりどういう人なのか分からないことによる不安は大きかった。 次の年2011年にアイステにあずみんが加わるくらいまでの間はそれを少しずつ解消していく期間だったけど、これもその一つだった。 今でこそミリオンやシンデレラで新しい人たちが次々加わることは稀では無くなって、「受け入れる」なんて表現を使うまでもなくそういったことはいつでもウェルカムだけど、単に「加わる」ではなく「変わる」ということは体験したことも無かったのでだいぶ時間を要した。

そういえば当時は五年先にまたこうして表紙を飾るかどうかなんて考えても無かったと思う。 10周年くらいになってればドームでライブとか出来るかななんて話はしてたかもしれないけど、それも実現性なんて分からない夢に近いことと思ってたし、五年先なんて長さ自体が考えられなかったね。 今だとここからまた五年後くらいに同じように表紙を飾ることはあるだろうなとは思うけど、ここ五年の変化を考えるとそのときどういう表紙になってるかなんてのは全くわからないね。 今のアイマスなら五年先があるだろうことは想像できるけど、その時の様相に関しては全く想像がつかない。

2015年6月号の方を見てると、表紙と巻頭以外でも、半分くらいのページでアイマスに関わってる人たちが出てるところに目を引く。 アイマスも広くなったなぁと。 以前ならこれを「アイマスガールズ」ってワードで表現できたけど、今だとなんとなくこのワードを使うのが適切なのか悩むあたりにも変化を感じる。 このワードの意味するところが変わってきて、その意味が人によって違うから齟齬が起きそうで使いにくい感じ。

765は赤・青・白になってるところが新しいようで懐かしい。 春香・千早は昔からとして、今の赤青黄色の認識が出来る前のもっと前、美希が加わる前は春香・千早・雪歩が前面に出てたような印象だけど、その時期に戻ったような感じ。 つっても美希以前の時期はまだリアルタイムで追ってたわけじゃないから厳密には「懐かしい」は不適当なんだけど、それはともかく原点に近い感じがある。



あと、2015年6月号の方ではMA3についてもインタビューが載ってるけど、どうやらついにKosmos, Cosmosのフルが収録されるみたいだね。 ようやくだ。 Little Match Girlの時も約2年掛かったけど、Kosmos, Cosmosは約5年か。 アイマスでこれ以上の期間待ち望んでたものって他に無いと思う。 「こういうのが見たい/聞きたい」みたいな願望・理想なら実現するまで時間が掛かるものはそりゃ多いけど、こういう具体的な形が見えてるものに限って言えばね。 雪歩は趣味特技の欄に焦らしプレイとでも書き加えておけばいいと思う。

ただ雪歩にはいろんなものを期待したり望んだり願ったりしてきたけど、待ち望んだKosmos, Cosmosのフルが収録されてしまうとなるとそれがまた一つ叶うと同時に消えてしまうところに少し寂しさもある。 後悔や未練で以って繋ぎ止めてる部分があるけど、それが一つ解ける感じ。 成仏みたいなもんだ。 10周年の区切りの年だから時期的にはちょうどいいかなとは思うけどね。