「やったね」と李衣菜・智絵里・みく
前半は「やったね」で智絵里が怯えたって話について、後半はそれについて見てくうちに気になったこと。
「やったね」
「マジックアワー*(Asterisk)特別編」でのみくにゃんの証言*1によると「やったね」のせいでしばらく智絵里が怯えたそうだけど、実際どの程度怯えてて、しばらくがどのくらいの間だったのかなってのを考えてみた。 見解を先に言うと「やったね」の時の反応に加えて、それ以降普通に話してることからも、大して怯えてはいなかったんじゃないかなと思う。
まずは問題のシーンからおさらい。 2話の「やったね」。
ここでほとんど結論は出てるようなもんだけど、肩パンされて一瞬驚きはするものの、その後笑顔だからね、みくが言うほどに怯えたってことは無かろう。
その後も李衣菜と智絵里とは普通に会話してるし、かな子も加えてこの3人は一緒にいる事が多い。 4話、Pから「発表がある」と聞いて何かなとwktkするところ。
5話、交通安全啓発イベントから帰ってきたところ。 ここでは「早苗さんは元警官なんだって」って、智絵里から李衣菜に話を振ってるところがポイント*2。
同じく5話、ニュージェネのレッスンを見に3人が入ってくるところ。 レッスンでも仕事でも、かな子・李衣菜・智絵里は3人一緒が多い感じ。
6話、7話も智絵里と李衣菜の会話はないにせよ、一緒にはいる。
智絵里はもしかしたら「やったね」までは李衣菜に近寄りがたい雰囲気を感じてたかもしれないけど、「やったね」のおかげでそれが解けて仲良くなれたんじゃないかなと思う。 仮にみくが言ってたようにあれで「怯えた」んだったとしても、その後みくが「フォローしておいた」って言ってたし、実際5話の時には普通に話もしてるので、遅くともそれくらいには誤解はとけてただろうね。 怯えたにしても、怖くてその後近寄り難くなるってほどではなかったんだろう。
2話での智絵里の反応を見るに、怯えたというよりは少し驚いた程度だとは思う。 後日そのことをみくに話したら、みくはそれを大げさに捉えて「怯えた」と言ったか、相手が李衣菜だったから少し強めに「怯えた」と表現して指摘したか。
仮に本当に怯えるほどだった可能性があるとすれば、みくの言う「前にも智絵里ちゃんにそれやってたでしょ!」の「前」が、2話の「やったね」より前だった場合。 もし2話以前にも李衣菜が「やったね」をやってて、その時は本当に智絵里が怯えたってのはあり得なくもない。 みくがフォローした後だったから、2話の「やったね」の時にはそこまで驚くこともなかった、とか。
だとしても、みくの言うように「やったね」が怯えるほどだったかというとそこまででは無かったんじゃないかなあと私は思うけど、それは別にすると、少なくとも李衣菜に一言指摘する程度にはみくの面倒見の良さの一端が垣間見える部分でもあるかなと思う*3。
「やったね」だけでも李衣菜と智絵里という今まで見たこと無かった二人の関わりに関係性の広がりを感じたけど、そこにドラマパートでみくも絡んできたことで奥行きが増えたから、ここは一つの名場面だなと思う。 いろんなところで「やったね」が多用されてるあたり、それくらいには印象的だったんだろうね。 単に使いやすいからってのもあるだろうけど。
李衣菜の居場所の変化
改めて見ると最初の方はかな子・智絵里と一緒にいる/映ってる事が多かったけど、話が進むうちにそれがちょっとずつ変化してきて、7話あたりではラブライカ、続いてみくの近くにいるようになる辺りになんとなく心境の変化、あるいは李衣菜の指向するところが見えるようで面白い。 以下画像は前項での件を見ていく間で抜粋したものなので若干恣意的。 なので、厳密に検証してみたい人は各自ご確認ください。
5話。
6話。 お茶会なんてロックじゃない?
7話。
8話。
これまではレッスンが一緒だったようだけど、ここでは別々。
7話あたりでラブライカの二人の近くにいたのはやっぱりラブライカのデビュー、イベントでのステージを見ていろいろ感じて、話を聞いてたりしたからだろうか。
智絵里かな子・莉嘉みりあ・アーニャ美波あたりは序盤からユニット結成以降も一貫して一緒にいるような印象だけど、李衣菜は時間を追うにつれて居場所が微妙に変わってきて、割とふらふらしてる感じだね。 NO MAKE 9話でみくは「この先ユニットを一緒に組むこともあるかもしれないから」と一人ひとりをちゃんと見てるといった話をしてたけど、李衣菜はどうなんだろう。