第8話 「I want you to know my hidden heart」
蘭子が可愛いのは言うまでもないとして、これまでPに対して「可愛い」「萌える」って表現が出てくるのはなんとなくわかるけど実感としてはピンと来ない部分があったけど、今回のお話で不器用な二人が少しずつ理解し合うまでを見てたらわかった気がしたね。
感想
というわけで予想通りの蘭子ちゃんメインの回。 やっぱり、こういう普段の姿や日常の様子を通して季節、登場人物の心境、互いの距離感が少しずつ変わっていく様子、小さくても大事な一歩を踏み出していく様子を見ていく話は好きだ。 愛おしい。 笑える回でもあり、泣ける回でもあったね。
これAA化されそう。
そげぶっぽいシュールさ。 てか、それ以上に某かな子の中の人がマネしそうだ。
わかってくれなくてふくれらんこ。 かわいい。
一方のPチャンは前回からの流れで敬語をやめようキャンペーン中。 まだなれなくていちいち言い直すPがアーニャみたい。
自分の言葉を相手に合わせて「翻訳」するのも一つのやり方だけど、今回は言葉よりも分かってあげることが大切。 その点でいうとAパートしょっぱなで「ワレワレハウチュウジンダ」をやってた美嘉が示唆的だね。 このネタは「日本語じゃねーか」ってツッコミが定番だけど、言葉が通じないとしても宇宙人ではないし、我々は心を通わせあえる人間だからね。 言葉にしてもなかなかわかってくれないもどかしさ、言いたくても分かってもらえるかわからないから言えないこと、言葉の代わりになるものも使って一生懸命伝えようとしていざそれが伝わったときの嬉しさ、この辺は蘭子の中二病どうこうっていう表層的な部分を超えて伝わってきたな。 そこは普通の女の子。
で、蘭子デビュー曲PV。 エンドロールが出て初めてEDと気づいた。 あっという間だったな。
CMから。
CMではエンゲルと読んでるように聞こえるからLEGNEは単にENGELの逆さ言葉かな。 試しに調べてみたらイタリア語の単語は出てきたけど意味はタイトルに合わなかった→legne - Wiktionary (追記)曲タイトルのよみがなにエンゲルと書かれてるから、やっぱそうみたい→アイドルマスター(THE IDOLM@STER)公式ページ｜日本コロムビア｜2015.03.06 News
で、『華蕾夢ミル狂詩曲～魂ノ導～』と同じく作詞は東ノ獄彩さんと。 浩川卿は別のお仕事でお忙しいのかな。 ソロユニット名は初案のRosenburg EklipseからRosenburg Engelに直されたけど、元のeklipseはそれとしてかっこいいよな。 apocalypseとか、-pse系の単語のカッコ良さは異常。 魂ノ導では出てくる語彙がイタリア語でそれはそれでカッコ良かったけど、やっぱこういうのは仰々しさと硬さのあるドイツ語だよなと思う。
熊本弁辞典。
自力でここまで到達できたんだからそれだけでも割とすごいと思うんだよなこれ。 「天使の声」→「屋上庭園噴水」はニュージェネ3人が解いた結果を聞いたのか、あるいはこれも自力で解読したのか。 ユニット名と合わせて、プロデューサーもセンスは持ち合わせてる気がするんだよな。 あまりに論理的に理解しようとし過ぎてただけで。 346プロの「心を通わせる」って社訓はやっぱ大事だね。 これは蘭子のプロデュースノートだけど、他の子についてはどんなことが書かれてるのか気になる。
そういえばみりあちゃんは最初っから蘭子の言葉わかってたけど、やっぱ純真で素直だからかな。 「シルフの戯れ」「シヴァの息吹」あたりは私でもなんとなくわかったけど、個々の単語の謂れに遡って推測しなくても、感覚的にわかるんだろう。 子供の適応力と柔軟な感性ってのはすごいね。
これまでのPはまずレールが敷いてあってそこに乗せていくような印象が強かったけど、今回は凛に言われて気付かされたとはいえちゃんと意図を汲むようにしてて、変わったね。 わが友よ、今こそ魂を共鳴させる時！
梅雨が明けて夏、煩わしい太陽ね。 夏服、みんな薄着だ。
そして女子寮！
ついに出てきたね、女子寮。 アニメ始まる前からどんな様子なのか、そしてそれが描かれるのか気になってたけど、やっぱ設備すごいよさげ。
この部屋に色素薄い組の子たちが集まってるのは偶然なんだろうかｗ 蘭子・アーニャと同じく、小梅ちゃんと輝子も理解するまでに時間が必要な子たちだなと思うけど、そんな四人は同室でも楽しくやってるみたいだ。 しかし広いなぁ。
らんらんのお部屋。
もっといろんなアイテムが散りばめられてるかと思ってたけど、寮ってこともあってか意外と普通だ。 あとでここの中二英語の教科書見て、そういえばまだ中二なんだよなと改めて思ったけど、proから始まる単語たくさん知ってて蘭子はすごいね。 しかし気づけないPよ…
あとは地味に重要だった私物。
未央はそれがやりたかっただけなんじゃねーかってのはともかくとして。 昔、授業中に持ち出して遊ばない限りは好きなものを持ってきても没収しないって言ってくれた先生を思い出したわ。 それがあったおかげで、各々持ってきた漫画やぬいぐるみを見てその子の好きなものとかがわかる以上に、それをきっかけとしてコミニュケーションが生まれてたし、いい先生だったわ。 個性だいじに。 この話はスクールガールウェア/雨/漫画 - star light, star brightで以前書いたので興味あったらどうぞ。
とにかく、お互いを理解するためのアイテムとして各々好きなものを持ってくるってのはいいね。 未央の部屋の様子を思うとプロジェクトの部屋が殺風景なのが嫌だったってのが提案の理由で、個性の表現に関しては副次的効果と考えてたようだったけど、これまで以上にお互いのことがわかるようになったんじゃないかな。 持ち込み自体に反対したみくにゃんも、それはそれでスタンスの表明になったことには違いないし。
次なるCD企画と聞いて自身のデビューを確信した多田李衣菜さん。 「はぁ〜、いよいよ来ちゃうかぁ」
残念、今回のデビューは蘭子ちゃんでした！
一応拍手はしてるけど、先の発言直後のこの多田さんの心境が気になるｗ 今回もデビューはおあずけになってしまったけど、それでもみくにゃんは「今はPちゃんを信じるにゃあ」って言っててさぁ、あたしゃそんなみくにゃんが愛おしくて泣きそうだったよ。 次は「3人ユニット2組」と明らかにされたけど、どういう組み合わせになるだろう。 杏ときらりが別々になるとは考えづらいから、この6人からの組み合わせになりそうだけど。
李衣菜とかな子・莉嘉でロッキングガールとかだったりして。 逆にそれは外してくるかな。
次回予告
sweet, magic, happyと、出てくる単語だけ見てもかな子だよなぁ。 (追記)かな子と思ったらきらりんがそういう事言ってたみたいなのでそっちの説のが濃厚っぽい。
今回一番好きなシーン
目がらんらん、っていう冗談はともかく、この瞬間の嬉しそうな表情がとてもいい。 よかったねえ。
今週のちえりん
まずはこれな。
そこかわれよ。 かな子はまぁわかるとして、智絵里もそのくらいの距離感なんだな。 蘭子ほどではないにせよ、もう少しおっかなびっくりな距離感だと思ってたけど、シンデレラプロジェクトが動いて3ヶ月程度ではあるし、その間に多少打ち解けたのかな。
柔軟体操。 なんかセクシー。
智絵里ちゃんは脚を露出すること自体にはそんなに抵抗ないのかな。 普段も比較的薄着だし、サンダル履いてることも多いみたいだし。 なんにせよいいね。
ふたりはいったいどんな気持ちでこのだらしない寝顔をながめてるんだい？ｗ
今回で女子寮の存在と寮住まいの子がいるのは明らかになったけど、智絵里はどうなんだろう。 あと学校はどうしてるのとかどんな制服着てるのかとかも気になってるんすよ。 もっと知りたいな、ちえりんのこと。
