読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~ クリア感想&総評

ルアード倒してクリア、その後の強敵も割と余裕で倒してたら光のエレメンタルさんで行き詰まりかけたけど、それも倒せたので、一区切りしてここまでの経過と総評っぽいもの。

f:id:ultimei:20151217062032j:plain:w640

序盤までの感想はこちらで。

以下まずはルアード戦の感想から。


ルアード戦

前回途中経過で書いたナザルス戦が終わって少しあと、一度ストーリーが進むまま万物の書庫に行ってみた。 道中の強敵からしてちょっと危うい感じだったので一旦戻ろうかと思ったけど、「なんとかなるかなー…」ってノリで臨んでみた。

f:id:ultimei:20151217062033j:plain:w640

ルアード戦始まってゲージ見たらHP3000だし、これなら行けるんじゃねと思ったのも最初だけ、あっというまにボコされてアトリエに押し戻された。 HPだけ見ても分からないってのは、プニ等でさんざん味わってきたというのに全く成長していない。 毎ターン回復されるのはつらいかったね。

出直して二回目は、作ってなかったアイテムとか装備してみたり、アイテムも特性付けて作りなおしてと、割と準備してった。

f:id:ultimei:20151217062036j:plain:w640

一巡目でダメージだいぶ削れて、これならぜんぶ行けそうだ!と思ったら、ルアードさん、聖獣王ディオグレン召喚とかずるくないっすか…。 再び絶望感を味わったね。

f:id:ultimei:20151217062038j:plain:w640

でもルアードと聖獣王の同時攻撃だったら厳しかっただろうけど、聖獣王と戦ってる間のルアードは後ろに引っ込んでるだけだから助かったし、結果としてはアイテムもHPも割と余裕を残した状態で倒せた。 全部で7〜8ターンくらいだったかな、ちゃんと数えてはないけど10ターンに届くくらいで倒せたと思う。 帰り道に敵殲滅して採取しながら帰れる余裕はあった。

しもつきんが今回も楽曲歌ってるってのは本人の告知で知って、その時はクリア後の強敵BGMを歌ってるのかなと思ってたけど、ラスボス戦だったので驚きだった。 初見のときに『Liela Xea』が流れ始めて「この声は!」と思った瞬間震えたね。 トトリの『Terminus』の時を思い出したこともあって、ルアード戦はあの時に匹敵する熱さだった。 最終局面にふさわしい曲だった。 ただ『薊蓮花』でもよかったかなあとも少し思う。 『Liela Xea』が悪かったということでは全くなく、『薊蓮花』が気に入りすぎてた。 それに、ナザルス戦はルアード戦と比較すればだいぶサイドストーリーって感じがあって軽いノリで望んでたこともあって、曲の使いどころとしては今振り返っても勿体無く感じる。 もうすこしソフィーとナザルスの関係が深まってからの方がよかったんじゃないかと思う。 ナザルス戦が『Liela Xea』だったら微妙だけど、ルアード戦が『薊蓮花』でも全然よかったと思う。 荒々しさと儚さの両方が交互に来る曲調は、本来望んでいない戦いという意味でナザルス戦とルアード戦のどちらにも使えたと思う。

話をルアード戦に戻して。 ソフィーが夢のきっかけを見せても態度を硬化させるだけで、そのルアードの姿を見て諦めるプラフタの反応はやっぱりそうなっちゃうのかと思ったけど、一方で、戦うしかないと決意するプラフタに特に思い止めようとするでもなく応じてしまうソフィーには少し違和感を覚えた。

みんなが幸せになれる方法を探してきたけど、プラフタはその中に自分たちを含めずに考えてほしいとソフィーに言う。 その言葉自体がプラフタから出てきた事には違和感は無かったけど、本当にそれでいいのかと問いたくはなった。 ソフィーも同じようにプラフタたちを含めての幸せだと言うのではと思ったけど、結局プラフタに言われるままソフィーもあっさり戦うことを選んでしまった時は、ソフィーも本当にそれでいいのかと問いたくなった。

f:id:ultimei:20151217062039j:plain:w480
f:id:ultimei:20151217062041j:plain:w480
f:id:ultimei:20151217062043j:plain:w480

ラスボスを前にして長々とお話してても盛り下がるってものはあるけど、それにしてもプラフタの言葉そのままに戦うと決めてしまう流れが若干荒く感じたかな。

ここはジュリオとの会話の中でも出てきたソフィーが錬金術を使って何がしたいっていう部分にも掛かってくる大事な場面、ソフィーがずっと抱いてきた想いが現れる場面だと思うから、もう少しだけでも丁寧に扱ったほうがよかったのではと思う。 ここまでにソフィーがやってきた「自分の周りにいる身近な人たちを救うことが、結果的に世界を救うことに繋がる」という姿は、ソフィーのアトリエの作風を表す一つの軸でもあるし、「そろそろ世界を救うのにも飽きてきた」っていうキャッチコピーとも密接に関わってくる部分だと思うので、それを考えるとこの会話には少し欠けた感じがあって、あと一言でもよかったからソフィーからプラフタに何か言う場面があればここで抱いた感想は全然違っただろうなと思う。

逆に倒した後、再びアトミナとメクレットの姿に戻され、どこかへ去っていく二人の後ろ姿は切なくてよかったね。 プラフタがルアードを二人の姿に封印したのも、試作型栄養剤と同じように夢のきっかけとなったあの頃の姿を見て思い出して欲しかったという想いからなのかもと、去っていく二人の後ろ姿を見て思った。 ソフィーの言葉に対してメクレットの方が先に何かを思い出したようだけど、彼がもし過去のルアードを模した存在だったとしたら、プラフタの言うとおり想いは伝わったのかもしれない。

f:id:ultimei:20151217062044j:plain:w480
f:id:ultimei:20151217062046j:plain:w480


総評

アーランドシリーズ3作以来にはなってしまったけど、新シリーズが始まるしやってみようと思い立って久々にプレイしたら、期待通りのめり込める作品だった。 エスカ&ロジーのアニメが放送されてる頃には既に据え置き機のゲーム自体めんどくさくてほとんどやらなくなって、PS3は専らBD再生機になってたけど、そんな状況でも戻ってこれるくらいには引きこまれた。

PV等で見てた限りでも思ったことだったけど、トトリ・メルルあたりとよく似た空気感、あったかくて素朴な雰囲気だったから馴染みやすかったね。 毎回次の日に始めるまでの間は、やりたくてしょうがないってほどでもないけど、でも一度やりはじめると止まらなくなるのは相変わらずだった。 やっていくうちにじわじわ引き込まれていつの間にか抜け出せなくなる。

以下、個々の要素について。


キャラクター・ストーリー

ソフィーがすごい可愛い。 当初ビジュアルだけ見た印象ではふーん可愛いねくらいで終わって、ソフィーのアトリエをやろうと思ったのも新シリーズだからというのと、ティザーサイトで聞ける音楽が良かったからというのが主な理由で、ソフィーを始め各キャラクターにはそこまでの魅力は感じてなかった。 でも遊び始めてしばらくたった今ではソフィーが可愛くてしょうがない。 いつだったか楽しそうに採取してる姿が夢にまで出てきて、普段夢に実在の人物以外が出てくることがまれな自分にとっては相当に気に入ってるんだなって自覚した。 これまで見てきた歴代の錬金術士と同様、この子のやりたいことを叶えてあげたい、一緒に手伝ってあげたいと思えるくらいに惹かれたね。 もちろんソフィーの周りにいる人たちも同様に。

ストーリー面について、結末に関してはルアード戦の方で書いたとおり。 全体を通して言えば、新シリーズの幕開けらしく、ひとりひとりが物語を紡いでいく感じがよかった。 本にレシピを書き込んでいくソフィーの姿がまずそれ。 フリッツさんは、仲間ではあるけど傍観者・観察者としての立ち位置でソフィーたちを見守ってるような感じだったし、子どもたちに読み聞かせるための絵本としてソフィーたちのことを描いたエリーゼお姉ちゃんも同様。 この二人は向こうの世界の人たちだけど、こちら側と同じようにソフィーたちを見守って、その姿を物語にして紡いでいく感じがすごく好き。 ここで紡がれた物語は今後どうなっていくのか、次に繋がっていくのか、そういう風に考えるとワクワクする。 フリッツさんの人形劇は、実際に見れるのであればぜひ見たいね。

初回プレイだからクリアまでは攻略Wiki等を見ずに進めたけど、各々が攻略Wikiに情報をまとめていく様も、言ってみればソフィーがレシピを発想して書き込んでいくことと似た行いだと思うし、だとすると攻略Wikiに情報書いてた人は楽しかっただろうなと思った。 それも遊び方・楽しみ方の一つで、フリッツさんの人形劇・エリーゼお姉ちゃんの絵本と同様に、物語の紡ぎ方は人それぞれだなあとか思った。


イベント

全員のイベントがある間はストーリーに意外とボリュームがあったように感じたけど、クリアする時点ではほとんど全員のイベントを終えてしまって、クリア以降は起こるイベントがなくなっちゃって逆に寂しさと物足りなさを感じた。 遊び方としては、街のみんなに話しかけに行く→出来事があれば先にやる→その後で調合or採取、というような感じで、クリアまでにストーリーの消化を進めすぎたのが良くなかった。 新しいレシピを試したり、とりあえず未踏の採取地に行ってみたりというのをもっと優先してもよかったなと思う。

というように先にストーリーを消化してしまったので、全員のイベントを終えた後は街ではカフェとアトリエを行き来するくらい、たまに武器と防具をいじる程度だから、それ以外での接点が一気に減っちゃって寂しい。 プレゼントを贈ればお返ししにきてくれるけど、それ以外にも休日にはモニカがソフィーのアトリエを掃除しにきたりとか、ハロルさん・ロジーさんあたりが素材を求めに来たりとか、定期的にみんなから絡んでくるようなイベントがあれば、採取や戦闘以外の街での関わり合いも続いてるという感覚が持ててよかったかなと思う。 といっても、調合あるいは強ボス討伐に専念したい人にはそういうのはうっとおしく感じるだけかもしれないから、加減が難しいところだとは思うけど。

そういえば、どこかから声が聞こえたけど、一緒にいたプラフタには聞こえない、ソフィーだけに聞こえたってイベントがあって、最初はクリア後のイベントかと思ったけどその後何も起きない。 次回作に繋がる何かなのか、今のところ不思議だけが残ってる謎のイベント。

イベントで言うと、表情差分イラストでの会話も見たかったな。 イベントの数にボリュームがあったから、3Dモデルでの掛け合いと各キャラクターで一枚絵が用意されてる分だけでも十分満足感はあったけど、さらに欲を言えば、3Dでは見れない・イラストでしか作れないような表情も当然あるだろうから、そういうのが見れるイベントがあったらキャラクターのイメージがさらに広がってより楽しめたかなと思う。 てかアニメ化してほしいね。 オープニングのアニメもキャラデザよくて雰囲気もいいし、あの感じでアニメ化してほしいわ。


難易度

ゲーム的な難易度に関しては、戦闘で全滅することはこれまでよりも多かったけど、それでも詰むほどではない。 NORMALでプレイした体感では、ひと通り遊んだアーランドシリーズ三作と比べてもより易しめに感じた。 逆にクリア後の強ボスはそれまでのヌルいプレイでは厳しくなったけど、周回要素がない分としてはいい難易度だと思う。

セーブデータ見たら、クリアまでで計48時間程度だった。 BGM流したままにして放置してた分も含めての時間にはなってるけど、スキップはほとんどせず、採取地で風景眺めたりしながらのゆっくりな進みだったから、たぶん遅い方になると思う。 サクサク進めれば24時間〜30時間もあれば十分かな。


調合

調合はいつも「これでいいやー」(CV:ソフィー)くらいの適当さで、そこまで練って作ることはあんまりしてないので詳しい評価はできないけど、その程度でもクリアまではいけるくらいに難しすぎないのがいい。 ただ一点、いくつかの特性は引き継ぐときに新しい特性を生み出すっていうことに気づくのが結構遅かった。 例えば、「品質上昇+」×「品質上昇++」で「プロの完成度」が発現するみたいな、+系のものはすぐ気づけたけど、それ以外にも「HP強化」×「HP大増量」で「みなぎる力」になるような、+が付かない特性も組み合わせられるものがあるっていうのには気づくのが遅れた。 例えば「みなぎる力」なら、そういう特性のついた素材があるものと思って採取で出てくるのを待ってた。 図鑑をちゃんと見てなかったのが悪いんだけど、+のあるなし、特性の組み合わせ可不可の差と違い、組み合わせ前後の特性名の関連性がちょっとわかりづらかった。

f:id:ultimei:20151217062047j:plain:w480

レシピの中ではピロソティーとソフィナンシェを作るのが難しかったね。 レシピを発想するのに図鑑とにらめっこして、いろいろ引き継ぎ経路を練った結果、(確か)錬金粘土とリフレッシュオイルを使って作った。 あんまり頭使いたくない系なので、ここまで使ってなかった絞り込み機能をここでようやく使ったけど、もっと早くこれの使い方をマスターしておけばよかった。 やっぱあれこれ考えて出来上がると嬉しいね。 こういう時は錬金術やってるなーって感がある。


グラフィック・BGM

時間経過に伴う昼夕夜の変化、天候の変化はグラフィック的にもシステム的にも面白くてよかった。 これに加えて、季節の要素、特に雪があったらもっと面白かったかなと思った。 トトリの時は、南方と北方まで脚を伸ばせたことで擬似的に夏や冬の季節感を感じられたところが遊んでて楽しかった。 ソフィーも時間と天候変化に加えて季節変化もあったら採取地めぐりとかでもっと長く楽しめそうだなと思った。 ただこれをやると時間制限を感じさせることになりそうだし、エピソードの進行と季節の兼ね合いの都合も出てきたりするだろうから難しいかな。 あったらいいねくらいの話。

地下の採取地や夜の森とかは、暗すぎて見ずらかったかな。 気づかずに黒ぷにとかに当たったりみたいなドキドキ感があって慎重を要するのは楽しいんだけど、それにしても見づらいまでに暗かった。 画面設定で特に暗くしてるわけではないから、この暗さが意図した演出だったらちょっと過剰気味かなと思った。 それ以外の風景はどこも綺麗でめぐるのが楽しい。 忘却のナーセリーとかは最初行った時は綺麗で思わずいろいろ見て回ったし、採取しているうちに時間が経過して雰囲気がガラッと変わるのも楽しい。

大地の傷痕はBGMと相まって好きな採取ポイントのひとつ。 ここで流れるBGMの『紅き渓谷』の、夜バージョンから昼バージョンに変わる時が好き。 夜間はひっそりと緊張感があって、夜が開けるとメロディーが加わって一気に壮大になるのがすごく盛り上がる。 昼と夜で曲が全然違う場所もあるけど、ここみたいに同じ曲だけど鳴る楽器が増えたり減ったりするのは、昼と夜で活動的になる動植物が変わるのを模してるようで演出として楽しい。 話はそれるけど、大地の傷痕に来ると黄昏シリーズもこんな感じの場所があるのかなと思って、ちょっと興味がわく。 シャリーのアトリエ PlusがPS3にも対応してたら間違いなくやってただろうけど、Vitaなので困ってる。 黄昏シリーズは他を優先した都合でスルーしちゃったけど、雰囲気はすごい惹かれる。

そういうわけで相変わらずBGMがいい。 聞いてるだけで和む、テンション上がる、いろんな曲があるけどどれも雰囲気があって浸れる。 ずっと聞いてたコルちゃんBGMの『山茶花』がオルゴールから聞こえてきたり、ティザーサイト等で何度も聞いて印象的だった曲が『ペンタス』としてモニカが歌うようになったりと、ストーリーを進めていくうちに曲に物語が伴っていくのも素晴らしい。 アバンタイトルの『世界、星と空と道と』は『アスイロ』ともちょっと雰囲気似てて好きなんだけど、オープニングと違って本編進行中に一度しか聞けないのが勿体無い。



ざっと以上。 まだ魔王には挑みに行ってないし、忘れ去られた系の素材を探してロジーさんのとこ持っていく作業が残ってるのと、ソフィーのピアノ練習も途中。 ピアノの近くには何度もいったけど、そこでイベントが起きるって気づいたのはだいぶ遅かった。 発生タイミングはなんだったんだろう。

人差し指でちょんちょん鍵盤叩くソフィーかわいい。

f:id:ultimei:20151217062049j:plain:w640

トロフィーが今80%くらいでその分がまだ残ってるけど、それを進めてる間にさっさとDLCとか次回作とか出してほしいわ。 ソフィーのカフェ衣装とエリーゼお姉ちゃんパーティ参加はよ。 あとシャリーPlusをPS3でも出してください(懇願)



おまけ。 ラスボス戦キャプった副産物。 アイテム系だとこのアクションが一番好き。 頭からお星様散るの超かわいい。

f:id:ultimei:20151217062050j:plain:w640

毎回万物の写本を頭の上に落っことすソフィーちゃんドジ可愛い。

f:id:ultimei:20151217062052j:plain:w640

デキる錬金術士の衣装よりいつものコートの方が好きな理由は戦闘中フワってなって太もも見れるからだ。

f:id:ultimei:20151217062053j:plain:w640
f:id:ultimei:20151217062055j:plain:w640

ショーパンだと「見えた!」ってならないからね。

f:id:ultimei:20151217062057j:plain:w640





シリーズ二作目「フィリスのアトリエ」についてもこちらで書いてます。

広告を非表示にする