第1話 「Who is in the pumpkin carriage?」
「待つには長く過ぎるには早い」はアイマスあるあるだけど、これもそうだ。 最初にアニメPVを見たときから今日までいろいろあったけど、楽しみに待ってるうちにいつの間にか第1話。 最初こそその嬉しさでテンション上がってたけど、クオリティに関しては期待してたとおりの出来栄えだったし、話に関してはゆったりとした展開、間のとり方で、人物の動き、仕草、特徴なども非常に丁寧な描き方、思ってたよりも落ち着いて見てた。
感想
最初にアニマス1話との比較。 アニマスの時はアニメ化される上での期待と不安、興奮、嬉しさから舞い上がったような気分で見てたから、最初の1話はあっという間に過ぎてしまったような記憶なんだけど、このシンデレラガールズの1話に関しては、同じようにテンションは上がっていたけど、最初に書いたように比較的落ち着いた気分で見てた。 誰が出てきた!とか、後ろに描かれているものにいちいちテンション上がったり、驚くようなことももちろんたくさんあったけど、ゆったりと落ち着いた展開、端々まで丁寧だったという印象が強い。 特に凛と卯月の公園での会話のシーン。 アニマス1話は最初っから13人登場させてたし、今にしてはだいぶ駆け足だったなぁと思うけど、その点でも、まず前半で卯月、後半で凛というように十分に時間をとって描いていく流れがいい。 (今後の予定も含めて)登場するキャラクターのことは大枠では知ってはいるけど、765プロとは違ってバックグラウンドや細かいエピソードまでは知ってるわけじゃないので、そういうのを今後じっくり知ることが出来るだろうっていうのは、1話見て感じたことの一つ。
Pに関しては、画面には登場しない方8割くらいで想像してた。 存在は暗示されるけど、具体的な姿は画面に映されず、主にちひろさんが動くのかなぁと思ってた。 けど、今回も出てきたね。 出るとしたらどんなPが出てくるかは全く予想が付かなかったけど、今回の武内Pも、赤羽根Pとは全然違った性格だけど、信頼できるPだなと感じた。
最初の印象こそしまむーと同じく「こいつこわっ…」だったんだけど、しまむーが徐々に打ち解けていくのと同じように、見ていく内にあぁこのPは信頼できると思った。 内心何考えてるかは読めないし、取っ付きにくいし不器用ながらも、行動を見てると実直さを感じる。 それとしまむーをシンデレラプロジェクトのメンバーに選んだ理由を「笑顔」って言ったあたりで特に。 しまむー自身「笑顔だけは自信があります!」って言っててそれが自分自身の中に光るものと分かってるようだったけど、このPがどのタイミングでそれに気づいたのかわからないとはいえ、そこに輝くものを見出すあたり「こいつ、出来る!」って思わせるような説得力がある。 しまむーのダブルピースを見ても一切表情変えないのも、確信を持ってたからこその反応かなと思った。
もうひとつ、ネタっぽく書くと「ポンコツじゃないアンドロイド」と思った。 私情・感情を一切排して仕事する様は、プロデューサーという人と関わりが多い仕事をする点では不安要素ではあるけど、赤羽根Pにはない面だなと思う。 ニコ生の方ではPの成長も今後描かれるような話はしてたし、その辺りも一つの見どころになるんだろうね。 ただ見てるしかできない自分の代役としての存在でもあるわけだし、このPが今後どう変化していくのか楽しみでもある。
現在あるアイマスそれぞれの展開が同一の世界を共有してるっていうのは見てて嬉しくなる部分だけど、この1話でも冒頭で渋谷の街頭ビジョンにお願い!シンデレラのPVが映ってるのを見た時は胸が熱くなったね。
劇場版アイマスで地味に泣けるシーンの一つとして、エンドロールで凛がこの場所から見上げてるシーンがあったけど、こうして1話の冒頭で同じ場所が現れると地続きの世界だなぁってのを強く感じる。 嬉しいもんだ。 本編中でもポスターや雑誌に掲載された記事とかで至るところに765・876・ジュピター、さらには新幹少女まで出てきてた。 ならミリオンスターズも出てきても、と一瞬思ったけど、今の時点で登場しないことは何かしら意図があってのことだろうから、出てきてないからといって特に言うことはない。 むしろここで出てこなかった意味のほうが考えるだけでワクワクする。
あとは細かい話。 開幕いきなりお願い!シンデレラのライブシーンだもんな。 OPにお願い!シンデレラ、EDにメッセージってのは何度も想像してたけど、まさかそのまんまのものが出てくるとは思わなかったわ。 シンデレラプロジェクト以外の子たちが全く出てこないことはないだろうとは思ってたけど、こうしてちゃんと出番があるってのはそれだけで嬉しいわ。 冒頭で真っ先にそれを示してくれたって点でもね。
小日向ちゃんかわいい。
ライブシーンに挟み込まれる形で歌詞が出てきたけど、「見つけようmy only star」のとこだけこうした意図はなんだろうね。
アルタビジョンでおねしんPV見た時も一度じゃ把握できなかったけど、今回も全然だったわ。 もぐもぐしてるかな子見てニヤッとなった後にニコ生の方に目をやってたら智絵里見落とした。 地味に凹んだ。
ニコ生の方ではっしー・ふーりんも触れてたけど、随所で時計が出てきたね。 アニメ化PVの時からだったけど、キーアイテム。 今回は調整中の紙が剥がれ落ちて動き始めたって感じだ。 ところどころ出てくる時計を見て時系列で何があったとか並べるのも楽しそうではあるけど、誰かやってるだろうから任せるわ。 話はそれるけど、アニマスの時も同様に度々飛行機が出てきたけど、あれフラグかと思ったら回収されたの劇場版だったなぁとか思った。
この物語は4月始まり。 まぁカレンダー無くても桜みりゃ分かるんだけど。
どれくらいのペースで進んでいくかわからないけど、この先もじっくりと季節ごとの風景を描いて欲しいなと思う。 季節毎のイベントもいっぱいあるだろうし、そこがアニメで見たいものの一つだし。
笑顔のしまむーはホント可愛いね。 元気がでる。
ぷちデレラみたいっていうコメントも出てたけど、レッスンに勤しむしまむーは健気だね。 まだレッスンばっかりなのは見ててかわいそうに感じもするけど、それももうすぐ変わるだろうね。 てか、ぷちデレラはレッスンばっかさせてそれっきり数時間放置だからちょっとかわいそうになる。 マジで「申し訳ありません」って感じだ。 このあたり見ててそんなこと思った。
そういえばしぶりんの方は学校での様子が描かれてて、同級生との交友関係がある程度見えたけど、しまむーに関しては制服着てても学校での様子は出てこなかったし、まっさきに報告するのもママだったし、しまむーのプライベートは相変わらず謎に満ちてる。
とりあえずここまで。 1話らしく最後の方でしまむーがこの物語のテーマとも言えるようなことを言ってたし、それを聞いてるとこれから動き始めるんだって思ってワクワクした。 これから大変なことたくさんあるだろうけど、楽しそうなしまむーを見てると頑張れーって応援したくなるね。
今回一番好きなシーン
アニマスの時に続きシンデレラガールズでもこれをやろうと思うんだけど、相変わらず好きな所いっぱいありすぎて一箇所だけを挙げるのは難しいね。 今回はこれで。
この後の卯月の笑顔か、「あんたがあたしのプロデューサー?」にしようか迷ったけど、ここのお互い名前で呼び合うシーンで。 嬉しそうな卯月とちょっと照れた凛。 二人の性格がよく出てていいし、今後こういう関係性がたくさん見れるだろうなっていう期待も含めて。 卯月が勘違いに気づいてからこの後ちょっと気まずくなった雰囲気もいいし、このあと入る卯月の語りではこの作品がどんなものになりそうかなんとなく見えてくるのもいい。 やっぱり一箇所だけに絞って挙げるってのはむずいわ。
今週のちえりん
今後毎週やるかどうかは未定なコーナー。 てか今回はまだちらっとしか出てこなかったしね。 それでもバレンタインエンジェルの格好だったからテンションあがった。
(2015-01-13追記)智絵里はそんなに急いでどこにいくの - star light, star bright