アイドルマスター XENOGLOSSIA/もしくはロボットアニメが苦手って話

ぷらTWOぅでバンダイチャンネル散々宣伝してたし、せっかく無料体験出来るならってことで俺漏れもってことで4話まで見てみた。 そしたらOPもEDも裸の女の子が出てくるじゃないですかーやだー。

って冗談は最初だけにするとして、感想書く前に自分とゼノとアイマスの関わりみたいのを書いておくと、2007年夏にニコマスからアイマスにはまりつつあった頃、アイマスアニメ化してるってのはなんとなく知ってるって程度で、なんか原作(ここでは原案って言う方が良いのかな)とアニメで雰囲気違うらしく評判が二分してた、ってくらい。 んで、外の評判は置いとくとして、自分がゼノグラシア観てみようと思わなかったのは、単にロボットアニメだったから。 アイマスのCDとかも買い始めた頃で、興味はあったから観てみる前に公式サイト行ってみたんだけど、まだ原案の方も声優とか個々人の性格・特徴とかあんまり把握してなかったこともあって、キャラ紹介ざっと見ても原案とアニメで何が違うのか分からなかったような記憶がある。 だから荒れてる理由とかよくわかんなかった。 ただ、どうやらロボットアニメみたいだって所で「あ、興味ないや」って、その一点を理由にスルー。 以降は、ニコマス経由でゼノグラシアがどんな作品なのかをところどころ知る程度。 そのコメ等で、黒歴史と評価する人もいれば、良い作品と評価する人もいるんだなぁって知ったけど、俺としてはへぇ〜ってくらい。 そのあと2010年の5thライブの頃にも一度アイマスの歴史振り返るついでに見ておこうかと思ったんだけど、DVD揃えてまでするほどでもないかなってことで再度スルー。 で、スルーしたまま今に至る。

今回もこのままスルーしても良かったんだけど、ゼノ再評価・再発見の流れとか見てて、やっぱ自分の感想は持っておきたいなぁと思うようになって見てみた。 1話はやっぱり違和感というか、今まで俺が見てきたアイマスとは全然違うってことが多いからなかなか入り込めなかったかな。 序盤で春香がいきなりどんがらするとか、あずさの「会社勤めも楽じゃないのよ」とか、色々原案の方を意識したと思しきものはあったりして、そういうところでおおっと思うことはあったけど。 ただ、一旦ゼノグラシアってこういうものなんだと思うとなんとなく面白さの方が見えてきた気はした。

続けて2話、OPが始まって「アイドルマスター XENOGLOSSIA」ってタイトルが出た瞬間はぞわってきた。 OPの微熱S.O.S!!は好きだし、1話はOP無しだったから、あぁ始まるなって興奮が湧き上がった。 OPの最後で制服姿で勢揃いしてるシーンがぐっときた、やっぱアイマスは誰一人欠けること無く全員が揃わないと、みたいなところがある。 2話本編、雪歩の「別の自分を見つけたくてアイドルマスターになった」って言葉は、用語に強い違和感はあったけど、出発点としては原案と同じなんだね。 「アイドルマスター」ってのは俺らに与えられる称号っていう認識が強かったから、このワードは出てくる度になんか変な感じがした。 ゼノグラシアにおける「アイドル」の「マスター」っていうのは未だになじまない、しっくりこない。

3話。 2話の時はSE無しだったけど、3話からはOPでガチャーンとかガキーンとかSEが入る。 音が入ると盛り上がるって感覚は分からないでもないし、好きな人は好きなんだろうけど、俺はこれが嫌い。 OPってのは音楽に乗せてその作品のイメージ映像が流れるものっていう認識だから。 SEが入るとそれはイメージ映像じゃなくて本編同様に進行してる物語のように感じる。 一方で毎話毎話同じOPで同じSEだから、進行してるのに起こるのは同じ物語。 そんな感じで、SEが入るOPは嫌い。 で、そのOP見ながら気づいたんだけど、スタッフの名前とかにピンク色がついてる。 春香のリボン始め、パイロットスーツ(っていう名称でいいのかな)も濃いピンクだったりところどころピンクが使われてるから、このアニメではピンクに大きい意味が与えられてるって認識で良いのかな。 最近、アニマスとしてのイメージカラーはピンクって公式に言われたから、そこが気になった。 それと、本編で春香がインベルのこと同じ部活の男の子ってごまかしたり、「インベルさん」とか「この子」とか呼んだり、昔の自分の心境と重ねて優しく語りかけたりとか、最初っから単なるロボットとしてでなく、擬人化もしくは人格のあるものとして捉えてるのも重要なポイントなんだろうなと思ったけど、それにどんな意味があるかはまだ分かんない。 あと、伊織の「さあ、行くわよ!」ってセリフで、ああ伊織だなぁ、俺の好きな伊織とは別人だけど、この子も同じものを持ってて同じように魅力的に感じる部分はあるなって思った。 これはまぁ大雑把に言って勝気な子が好きですって話だな。

そんなとこかな。 4話も観たけど、見終わったとこで飽きた。 原案との相違点・共通点みたいのを見つけて楽しめたってのはあったけど、この作品単体でっていうと、やっぱロボットアニメだからってところで興味が持てなかった。 そもそもなんでロボットアニメが苦手なのかって言ったら、長くなるから手短に書くと、昔ガンダムとかマクロスとかの話に混ざれなくてつまんない思いをしたからってのを延々引きずってるせいなんだけど、ロボットアニメでもアイマスって枠内にあるものだったら観れるかなあと思ったけど、やっぱダメだった。 あのいかにもロボットアニメって感じの古臭いSEを聞いてるだけで、拒否感湧くし。 もしSF寄りな面が強ければ見続けられた気はする。 宇宙のステルヴィアとかは、あれもロボット(インフィ)とかメカが中心になる話はあんま面白くなかったけど、全体的にはSFとして楽しかったし。 機動戦艦ナデシコ見てた当時も、ストーリーとか興味ないけどエステバリスがカッコいいから観てたって子と、エステバリスはあんま興味ないという俺で話あわなかったなぁってのを思い出した。 これも割とそんなような感じ。

ということで、PROJECT IM@S内の一作品としてどうって評価もできないし、自分の感想持てるほども見れなかったなぁ。

追記。 これは書いておかないと。 ゼノグラシアのあの制服はすごく可愛い。 4話までだとあんまり出て来なかったけど。 アイマスで最初に欲しいと思ったフィギュアは春香があの制服着てたフィギュア。 結局最初に買ったのは竜宮小町衣装の伊織(d:id:ultimei:20120127:1327647357)だったけど、アイマス知りたての頃にお店で見かけて買おうかどうか結構迷った記憶がある。