We’re the friends!/メッセージ
PVで流れたからってのもあるし、前々からシンデレラガールズの楽曲は全部書いておきたいと思ってたので、今更だけど一本。
『We’re the friends!』――リリースされてすぐの頃は発売記念イベントで歌われても曲としてはあんまり強い印象が残らなくて、この曲も『輝く世界の魔法』と同様次々出てくる曲に埋もれていっちゃうかなと思ってたんだけど、最近はそうでもなくなってきたかな。 発売イベント行った時の思い出補正によるところが大きい。
アイマス曲だとそれぞれのソロパートがあって、サビでは全員合唱ってのがパターンとしては多いかなと思うけど、この曲はソロパート無くてどこも複数人で歌ってるから、そこが珍しい気がした。 「みんな違う」を歌うならソロパートがあってもよかったんじゃないかとは思うけど。 Cメロの中程、歌が続いてる途中で後ろのメロディーの音程が変わるっていう転調?が入るけど、そこもあんまり聞かない感じの特徴的な展開になってて珍しい。 音楽理論的にここがどういう構造になってるのかとか詳しいことはわからないけど、なんだか高度なテクニックを使ってるような気がする。 『お願い!シンデレラ』みたいにこの曲にも三色入ってるからそれに合わせて色分けして電気棒振りたいとこなんだけど、こっちはタイミングが図りづらくて難しいね。
この曲は「ズッ友」呼ばわりされててそれ見るたび笑う。 まあそうなんだけどさw
『メッセージ』――イントロとアウトロのイメージがそのままこの曲のイメージかな。 始まりと終わりのイメージ。 終わりといってもそれっきりの終わりじゃなくて、次につながる一区切り。 長い物語の一章が静かに閉じてく感じがEDっぽい。 歌詞だと「早く放課後になれ」ってとこが好きだね、この先楽しいことがいっぱい待ってる、それが楽しみで仕方ないって気分が感じられてすごく好き。 一番の一回だけじゃなくて二番でも同じ歌詞が出てくるから、その分記憶に残る。 あとこれも「珍しい」の話になるけど、歌いだしの英詩。 流れるようなメロディーに乗った歌詞がこれまた流れるように綺麗でいい。
サマデレ2014で初めて聞いた時から、この曲は『お願い!シンデレラ』の対にあたる曲と思ってる。 以下は前に書いたもののコピペだけど、今も考えは同じ。
曲の最後が三拍子になってたのがやけに記憶に残ってて、そこについて後で考え巡らしてたら、もしかしてお願い!シンデレラのイントロが長いバージョンと対になってるのかなぁと思った。 PVとかで流れるお願い!シンデレラのイントロではオルゴールみたいな音に乗せてカチカチって時計の針が進む音が鳴るところがあるけど、あれも三拍子のリズムだし、あっちが魔法の時間の始まり告げるものなら、こっちの「メッセージ」の方は終わりを告げるもので、そういう風に対になってるのかもしれないなぁと。
最初に披露されたのがサマデレだったけど、その時点から既にCD収録とは違うメンバー・総選挙の結果とは違うメンバーで歌ってたから、位置づけとしてはシンデレラ全体の曲って感じなんだろうか。 ちょうど今日公開されたアニメPV第二弾でも使われたし。 その点でもやっぱ対になってるように感じる。
曲単体の感想ではないけど、ライブで聴いたのが最初の印象になる数少ない曲。 たいていの曲はCDで先に聴いてるし、ライブがほんとに初披露ってのもそう多くないから、他にライブが初になる曲となると、すぐに出てくるのはこれとミリオンライブの『Welcome!!』ぐらいかな。 この二曲はこの先数年くらいしたら自分にとってどういう意味を持ってくるかなってのが密かな楽しみ。
以上。 後日こっそり追記するかも。 こちらも合わせてどうぞ。