夜の数学的思考

今日も恋人が陣取ってたからまたかよと思いつつわざと足音立てながら邪魔しないように遠くの別の所に座ってタバコに火をつけて煙吐き出しながら前を見たらケーキの箱に残ったドライアイスの煙みたいに霧がたまってて晴れてれば等間隔に何十個も見えるはずのオレンジ色の粒は今日は一つしかみえないなと思いながら遠くを見ても今日は見える光が少なくてなんとなく空を見たら雲の塊が風に引き伸ばされて両翼を広げた鶴みたいできれいな形になっててタイヤが橋の継目を連打する音が聞こえたらふとクレーンとクレインの綴りってどう違ったか思い出せなかったけどあとで調べればいいやと思って考えるのをやめたら目が慣れてきてて明るい星がいくつか目にはいってきてそういやベテルギウスどこかないつ爆発すんだろと思いながら一つ一つ見ていたら一つだけ動く星があるからIISかな他の人工衛星かなと思いながら追いかけてたところで薄青い光がレンズの境界を抜けて見失ったから立ち上がって見上げてみたらやっぱり動いてるからずっと追ってみたけどまっすぐ動いてないような気がして変に思って他の星と距離はかったら全然動いてなくて動いてたのは視線のほうだったことに気づいてまた座ろうと思ったけれど首が痛くなったしタバコももう終わりだしそろそろ帰ろうと思って星を追うのを止めてゴミまとめた袋引っさげてタクシーに載った緑色のランプを追いかけながら星を追うこども昨日公開されたから見に行く日考えなきゃと思いつつ電灯を見ながら歩いていたら前通ったときは影が見えないくらい暗い蛍光灯だったのにいつの間にかオレンジ色の電灯になっててそういや水銀灯と水さえあれば生きていけると思ったけど後に思い直したPがいたなと思ってたら雑草についた露に光がキラキラと反射してまるで宝石みたいできれいだねばっかお前の方がもっときれいだよってテンプレ浮かんだけどお前って誰だよそんなやついねえしでも言ったとしたら誰が一番おもしろい反応になるかなと伊織に大真面目な顔して言ってみたらと考えてたところで干し草みたいな犬の糞みたいな臭い空気が鼻に入ってきて残念な気分になってセンチメンタルとセンチメートルって何のネタだったかなと思ったらそうださっきやよいがそんなこと言ってたってこと思い出してタイトルが思いついたあと勢いで書いた文章。
どっちもcraneで、ISSだった。

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