ゆるゆり さん☆ハイ! #12「満開桜に浪漫の嵐」
あっちゅーまに終わってしまったね。 相変わらず最終話まで神回だったなあ。 終盤は毎回じーんと来る話が多かったけど、ことここにきて一気に泣かせに来やがった。 全話神回だったらもうそれは神アニメじゃん。
以下12話の感想と、全体の感想。
CM
今日はOPなしかーと思いながら始まったCMがいきなり「にっこにっこにー!」(CV.京子)でめっちゃ笑ったwww 「過度な期待はしないでください」までぶっこんできてパクリすぎw 京子はCMでもフリーダムだな。
Aパート
というわけで本編。 前回に続いてみんなが準備してたお花見の日。 うすしおあかりとミスターさくらこの「さくらだんご」の出し物担当の二人組。 てかミスターw
ツッコミのタイミング間違える櫻子のグダグダさも笑ったけど、笑いに厳しいあかりにも笑ったw 真面目だな。 この真面目さはごらく部中の人たちの笑いに対する本気度に通づるものがあるようなないような。
呆れながらも「ごくろうさま」と労ってたまご焼き食べさせてあげる向日葵優しい。
グッズ担当チームは出し渋ってて、何を買ってきたのかなと思ったら桜アフロwww ついついあの場のテンションで楽しくなって買っちゃったんだろうなw
もふもふが3つになったちーなも可愛いし、もふもふ綾乃もかわいい。 似合ってるw この子らもまさか自分が被ることになるとは思って無かっただろうなw
出し物もうひとつ。 "区"ってなんだよwwwww 90度回転して間違うとか逆にレベル高い。 なんかモワモワしたまがまがしいオーラとは裏腹に漢字間違いでシュールさしか漂ってない。
凶を引いたちなつの運勢は爆発だとか滅亡だとか、凶ってレベルじゃないカタストロフィックな凶だなと思ってたら、すぐに漢字辞典起動して冷静に指摘するちなつ。 さすちな。
小道具はまだあった。 【吉報】赤座あかり、3期最終話にしてついに主人公と認められる。 おめでとう!おめでとう!めでたいな!おめでとさん!(パチパチパチ)
てか、ちなつはダメ出ししてたのに小道具チームは結局これ買ったのかよwww 小道具チームもぐだぐだだなw
おっちゃん!
結衣は京子に「おばあちゃんか」ってツッコミ入れてたけど、このジュース的にそこはおっちゃんじゃないか?
櫻子がバカやったせいで毛虫がぼとぼと落ちてきて、思わず「やっちまったなw」と笑ったわ。 その後の結衣の逃げ足の早さに爆笑した。
で、よく見たら結衣は靴も履かずに逃げてたんだなwww
それなら他の誰よりも早くあの場を去れたのも納得だけど、冷静なんだか冷静じゃないんだかよくわからないな。 虫嫌いはわかるけどそこまでかwww
それにしても綺麗でいい公園だなあ。
向日葵「心が洗われますわ」→櫻子「向日葵の心は汚れてるのか」の流れをここでもやってて笑ったw 櫻子はほんと学習しないなあw
とか和んでいたら、突風に飛ばされていく「今日の主役」
最終話のアイキャッチなのにただのモブ鴨に主役交代しててめっちゃ笑ったwwwwwww
Bパート
部室にお泊りして京子の原稿を手伝うお話。 どこかで見たような、でも初めて見るはずの光景、不思議な感覚。
当直の西垣ちゃん登場。 さん☆ハイ!での西垣ちゃんはハデに爆発してなかったから大丈夫だと思ったけど、最終話で登場というところでちょっと警戒しちゃってごめんなさい。
実際にはうすしおの差し入れで安心した。
「わぁいうすしお あかりうすしお大好き!」 シチュエーション的にもここまででだいぶ来てたけど、この一言で謎の感動が一気に爆発したわ。 ここが12話ひとつめの泣き所だった。
「わぁい!」とか「〜だいすき!」みたいなセリフはこれまでにもあったけど、完全に言い切るのはここが初めてだったからね、いつか来るかもと思ってて楽しみにしてたセリフをタメにタメてようやくここで発してきたから一気に来た。 やっぱりあかりにはこのセリフを言って欲しかったから、ただそれが聞けたことだけなのにすごく嬉しかった。 元ネタは知ってはいたけど、当時リアルタイムでは見てなかっただけに、今回ようやくリアルタイムで聞けたっていうことも感動を増したわ。
よく見たら原稿の方のミラクるんもなんだかシリアスな話になってる…。
らくがきはいいけど、京子はとりあえず原稿書けw ロボなのに生足だったり蝶の羽根だったりで笑う。 あかりはそろそろおねむ。
そしてついにあかりタイム。 相変わらず酷い寝顔だw
あかりもちなつも寝て二人だけになった後、何かいいたいことがあったんじゃないかと問う結衣、お前ら夫婦かよ! 察しの結衣、相変わらずである。
目が覚めてパジャマに着替えたあかり。 「部室でパジャマなんて」って言ってたけど、(生徒会組と着ぐるみパジャマでお泊りしてたこともあったよね)とか思ったり思わなかったり。
そして、ここにきてごらく部設立の話へ。 OPの歌詞でも触れられていることがようやく動く絵で描かれた。 最終話にして原点に立ち戻る。 ここまでよく分からなかったものも、ようやくここにきて明らかにされる。 初めて知った人には改めて最初から見たくなる構成だし、知ってる側の人間としてもこれまでのいろんなことを思い出して涙が出てくる。
憧れのブラックコーヒーにときめくあかり可愛い(*´ω`*) そして試してみるもやっぱりまだ早いあかり可愛い(*´ω`*)
そしてみんなで夜ふかししながら手伝って描いた原稿が完成! やったね!
パジャマ姿で縁側に出る流れ。 もうこれだけでじんと来るけど、京子が真面目に感謝を述べて、『きみがくれたシャイニーストーリー』が流れ始める。
京子がふざけないでまっすぐに本心を語る姿はそれだけで胸にくるし、京子の思ってることがBGMと重なって、そしてそれは自分も思ってることとも重なるので、自然と涙が流れてくる。
見てる間は、「おい本気で泣かせにくるのやめろよ… これまでみたいに楽しく爆発オチにしてくれよ…」と冗談半分に思ったけど、真面目に語る京子と同じようにふざけないで綺麗に締める終わり方は1期・2期とは違う、さん☆ハイ!らしい終わり方で素晴らしかった。
そしてなにより照れる京子可愛いかよ!
これまでと同じように部室に始まり部室で終わる。 今日も四人は部室に集まって、また楽しい一日を送る。 お話はおしまいだけど、ごらく部はこれからもいつもいっしょに楽しく過ごしていく。 そう思える暖かい終わり方だったね。 まさに「きみがくれたシャイニーストーリー」だった。
そして最後にちなつがオチをつけていく。 最後くらいあかりのセリフにしてあげたらとも思わないけど、主役の座は鴨に持ってかれちゃったからなw まあそういう終わり方もらしくていいね。
おしまい
毎週1回やってきた、暖かくて柔らかい、心やすらぐ時間。 それが今回でおしまいなんて寂しいわ。 「さん☆ハイはじまた!! ようやくゆるゆりアニメをリアルタイムで追える機会が来たぜうっほおおおお!」とか言ってたのはほんのちょっと前だった気がするのに、気づいたら最終回とか、過ぎてしまった今振り返るとほんとにあっちゅーまだった。
でも終わってしまうことは寂しいけど、これっきりっていう感じではなく、きっといつかまた会えるって感じはするね。 その意味では一時の寂しさと言えるかも知れない。 あかりがあらすじ紹介で言ってるように、会いたいと思えばまた会える、それがゆるゆり。 さん☆ハイ!は季節が一周したことで一区切りしたけど、『あっちゅ~ま青春!』の歌詞では春夏秋冬の後に「もういっちょ」と続くように、めぐっていった季節を思い返しながら、また次のゆるゆりの季節がやって来るのを楽しみにする。 そんな心境かな。
全話通しての話をすれば、まず劇伴曲は本編の映像やセリフをかき消さないように控えめながらも、綺麗に雰囲気を盛り上げる曲ばかりでよかったし、特にりせ会長のわらしべ長者の時は物語に沿ったものが用意されてて素晴らしかった。 背景や陰影・色彩も繊細で、そこに居る人物とその場の空気感が自然に伴ってて、時間・季節の変化を違和感なく感じられた。 キャスト陣の演技もこれまで長くやってきただけあって、違和感や不自然さなんてものは今更意識するようなことは全くなく自然と入ってきたし、特にアドリブと思しきセリフなんかはその面白さが最高だった。 そういうアドリブもあったおかげで、過度なギャグや演出に頼らなくても十分おかしさは出てたし、例えば真顔で京子を見つめるあかりみたいに、間のとり方で笑わせたりと、笑いにくどさが無かったのがとてもよかった。 そういったおもしろおかしいことをやってる中でも、全体的には柔らかくて温かい空気感があったし、扱いが可哀想になることもなく、キャラクターみんなの優しくて愛らしいところが生きてて見てると自然と頬が緩んだし、全体的に丁寧で繊細、安心して見てられるクオリティ高い作品だったね。 先に書いたように、毎回見てる間はほんとに心やすらぐ時間だった。
これでおわりとか勿体ないから、また劇場版OVAとかやってくれていいし、しれっと来週からは第2クールですとか言ってくれてもいいし、なんなら4期だってやってくれてもいいのよ? ミラクるんみたいに次のゆるゆりは4Dでいこう。 とにかく、「もういっちょ!」って感じで、また続きをやって欲しいなあと思う次第であります。
おまけ
京子の胸に顔をうずめてがっしり抱きつくあかりを見てたら、みかしーの腰に抱きつくゆかちんを思い出して吹いたw
取り合い♥️ pic.twitter.com/raBeIUnWh2
— 三上枝織 (@mikami_shiori) 2015年3月7日
似てるなとは思ったけど、あかりと京子の立場が逆だし、たまたま思い起こさせる構図だっただけで特にこれを意識したものではないとは思う。 でも、そういえばこの写真は三期が決まった直後にアップされた写真だったなあと思って、この光景も言ってみれば12話の部室同様に「さん☆ハイ!」の原点、始まりに立ち戻って振り返ったもののように勝手に思えて、一人胸が熱くなってた。
「ゆるゆり」3期 制作決定ですー!応援して下さる皆さんと、支えて下さるスタッフさんと、私たちみんなの夢が叶いました!ここからまたスタートですっ。もっともっと盛り上げていけるように頑張ります(*´◡`*) pic.twitter.com/3liuQPAecF
— 三上枝織 (@mikami_shiori) 2015年3月7日
あかりたち四人と同じように、これからもごらく部四人にも楽しい日々を送って欲しいなあと思った。