ごらく部な地球の歩き方 きゃんぷ編&まちあるき編

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DVDごらく部な地球の歩き方 ~七森中☆ごらく部のなちゅやちゅみ!~ | アニメ「ゆるゆり」スペシャルサイト

どちらも本編80分程度だけど、それ以上に長く感じて見終わったら存分にごらく部を堪能した気分だった。 ドイツ編を見た時も堪能したなあって気分だったけど、独特の味があるカメラ映像が度々使われてるせいもあってかちょっとした映画みたいな感じで不思議と惹き込まれた。 こういうテイストの映画はなんてジャンルになるのかはわからないけど、ミニシアターとかで上映してそうな雰囲気が漂ってた。 てかこれの上映会やってほしいね。 映画館のスクリーンに写して大人数で見たらすげえ楽しそう。 前々からごらく部も上映会やりたい的なこと言ってるわけだし、これを上映するイベントも十分ありじゃないかなと思う。

見てる側の感覚としてはドイツ編とほとんど変わらない雰囲気だったかな。 2期→なちゅやちゅみみたいに多少雰囲気が変わっちゃうのかなと思ってたけど、ドイツ編の雰囲気がすごく好きだからあれとほとんど変わらない雰囲気に仕上げてくれたのは嬉しい限り。 いつもと変わらないごらく部って感じだった。 OPの「うぃーあー!ごらく部」でこれから始まる地球の歩き方にワクワク感が高まって、いつもどおりの\アッカリ~ン/からの始まり、時々入るテロップやごらく部の即興コントに笑ったり。 きゃんぷ編のスーパーでの買い物の時、何度もコントを繰り広げててそのたびにゲラゲラ笑いながら見てたけど、店員以外にも一般人がいる中であれをやれるごらく部のメンタリティはすげえなと思った。 歌って踊って笑いも取れる芸人声優ユニット七森中☆ごらく部は伊達じゃない。 最初はいつものバラエティ番組的なノリで始まって笑いながら見ていく内にだんだん時間の流れがゆっくりに感じられて、しっとりとした雰囲気の中でお互いの事を語る様子を見ているうちに最後にしんみりって感じで、ドイツ編を見た時に感じた「ごらく部が好きになる映像作品」という表現はこの2本にも相変わらずあてはまるなと思う。 きゃんぷ編だけじゃなく、まちあるき編も同様。

2本の比較をどちらを選ぶべきかという観点で書くとすると、「なちゅやちゅみ」でごらく部がやってたことの再現が見てみたいとかの「体験」の部分にフォーカスするならキャンプ編、一方「なちゅやちゅみ」に登場した舞台を見てみたいとかの舞台探訪にフォーカスするなら旅番組的な雰囲気のあるまちあるき編を選ぶといいだろうね。 見終わったあとの感覚だと、きゃんぷ編はバラエティ寄り、まちあるき編は紀行寄りな出来になってるって感じかな。 ニコ生等で見れる面白さやネタ感が好きならきゃんぷ編、ゆるゆり放送室で聞けるような感想トークが好きならまちあるき編って感じでもあるかもしれない。 出てくる話題も、きゃんぷ編だと「なちゅやちゅみ」以外のふだんのごらく部とか話題が幅広く出てきたりするけど、まちあるき編だと「なちゅやちゅみ」に絡む話題やそれに続く三期に関する話題が多めな印象。

といっても、どっちでも即興コントやってみたり、一方で真面目なトークもあるからそういう部分はどちらでも楽しめる。 あとどっちを選んだとしても飯テロに見舞われるのは覚悟しといたほうがいい。 美味しそうに食べてるところを見てるとおなかすくので見る時間帯には要注意。 見たい衣装があるとかなら、制服はどちらでも着てるけど、迷彩衣装はキャンプ編だけ、私服と着ぐるみパジャマはまちあるき編だけなので、それで決めたい人は間違えないように。 おすすめはどちらですかと問われたら答えは両方だね。 どっちかだけとか選べないよ。

基本的にSEはテロップが出る時くらいしか鳴らないし、流れるBGMも「なちゅやちゅみ」のものだから静かで控えめなので、作業用DVDとしても最適。 なんとなく寝付けないときにはドイツ編を流しておくと不思議と和んできていつの間にか寝てるってことが多いからドイツ編は睡眠導入用として最適だったんだけど、きゃんぷ編・まちあるき編も同じように眠れない時のお供に最適な感じなのが個人的にいいなと思うところ。 歩き方以外も、ごらく部のトークとかライブコメンタリは聞いてると不思議と落ち着くんだよね。