ソフィーのアトリエ ～不思議な本の錬金術士～ 序盤感想

まだ一周はしてないけどお話がいいところまで進んできたので途中経過とファーストインプレッション的な感想等。　公式サイトでも明かされてる範囲までしか進んでないからネタバレってほどでもないと思うけど、一応注意で。

プラフタがようやく人の姿になってソフィーも新しい衣装になって、次に繋がる話が出てきたあたりまで進んだ。

新しいシリーズだし、まずはソフィーの世界に入り込めるかどうか、そこに至るまでに途中で飽きちゃわないかってところがひとつ不安としてあったんだけど、もうその域は抜けたかな。　一緒に採取に出かけられるのがモニカとオスカーだけのうちはまだ目的意識も愛着もふわっとした状態で、あんまり楽しいっていう感覚がなかったけど、レオンさんやコルちゃんが街にやってくるころにはだいぶ登場人物に愛着も湧いてきて、雰囲気にも慣れてきた。　ジュリオが来た時はほんと助かった、マジで救世主かと思ったよ。　人物が出揃って、それぞれの関わりと一人ひとりの話が徐々に見えてきて面白くなってきた。　これなら全部いけそうだ！*1

プラフタはもちろんとして、プラフタ以外で今のところ一番気になるのはハロルかな。　なんとなく自分と同類の匂いがするし、ソフィーとのやりとりに見える仲良くなさそうで仲がいい兄妹みたいな距離感が好き。　モニカ・オスカーとのズッ友トリオ感もいいけど、ソフィーとハロルの関係もそれとは別に深いようなのでなので、この二人の仲がだんだん見えてくるのが面白い。

あとは、事あるごとに本屋に行ってエリーゼお姉ちゃんに絡みに行ってるんだけど、序盤は結構採取地教えてくれたりしたのに、今はあんまりイベントが起きない感じ。　プラフタ人間化計画のときもさほど絡みがなかったし。　まあサブキャラみたいだからしかたないかなと思うけど、もっとエリーゼお姉ちゃんとおしゃべりしたり一緒に近くを採取に行ったりしてみたいわ。　プレゼント贈りまくったらなんかあるかな。

俺達のロジーさんことロジーさんは錬金術に関わることも色々と教えてくれるけど、黄昏シリーズはアニメでしか触れてなかったからか、今のところそっちとの繋がりは見えないな。　分かるひとには分かることを言ってたりするんだろうか。

グラフィックは相変わらずいいね。　今作から導入された時間と天候による採取地の変化は見た目にも面白くて好きだわ。　時間が経過して日がだんだん暮れていったり、雲が近づいてきて雨が降ったりするのは、ソフィーといっしょに採取してる気分になれるので楽しい。　一緒の時間を過ごしてる感覚があるから没入感増す。　採取してると天候や時間の変化に応じてソフィーが「陽が落ちてきたね」とか語りかけてくるから「そうだねー」とか言って返したりしてる。

日中の光景もいいけど、夜の雰囲気も星空が綺麗だから採取しないで景色見ながらたそがれるのとかも面白い。

雨でも傘もささず走り回ってるとびしょぬれになって風邪ひかないか心配になるけど。

今行ける範囲で一番好きな採取地は大地の傷痕にある穿たれた痕だね。　ここで流れるBGMの『紅き渓谷』もかっこ良くて好きだし、最果てに来たって感があってここに来た時は妙な高揚感があった。

採取が終わって景色にも満足したあと、でかい鳥に追いかけられてひぃひぃ言いながら逃げ帰ってきたのも今ではいい思い出です。

そういえば、たる見当たらないなーと思って街で見かけた時に調べたらﾃｨﾛﾝ♪とか鳴ってトロフィーもらえてワロタ。　そこで解除されるのかｗ　「たるったるー♪」が可愛いのでたるは必ず調べるべき。

やれることがたくさんある場所に放り出されると「で、どうすればいいの」ってなって何もできなくなってしまう派としては、「大事なこと」としてすべきことを教えてくれるのがありがたいね。　メニュー開けばプラフタが何したらいいかアドバイスもくれるし。

とりあえずこれをやっていけばいいっていう道筋は分かりやすく置かれてて、その上で他にやれることを自由に選べるのは楽しい。　ここは相変わらず上手く作られてるなと感じる。　新しく出てくる要素もその都度使い方とかやり方を細かく解説してくれるし。　発売前は公式サイトをざっと眺めた程度で、届くまで待ってる間に相坂くんと岸田メル先生の実況プレイ動画を見てもその時はあんまりよく分からなかったけど、実際やりながらでだいぶ掴めた。

といっても調合はまだ難しいね。　いい素材がないからってのもあるけど、目的の特性を出すのはまだ難しい。　いいものを作るのに場所と順序を組み上げるのはパズルみたいで楽しいんけど、時間制限のある釜はまだ使えないわ、まだサクサクとはめ込めない。　時間制限アリの釜は一度使ってみたけど微妙な出来上がりだった。

調合に限らず時々画面遷移でつっかかる感じがあるのがちょっと微妙だね。　これのせいで最初は思ったのと違う操作しちゃうことがあったし、サクサク進められない鬱陶しさがあったけど、ちょっとした不満だったしもう慣れた。　ちなみにPS3。　PS4とかVITAだと違うのかどうかはわからん。

戦闘も結構難しく感じる。　もう何度も全滅したし、未だにやられる。　アーランドシリーズの時は、とりあえず攻撃!攻撃!ってゴリ押ししても割となんとかなってたような印象だけど、ソフィーでそれをやると容易にやられるね。　調合と同じくらいちゃんと考えないとなと思ったし、実際連携が上手くいくと気持ちいいね。

リザルト画面のソフィーは細めた目とちらっと見える八重歯が可愛い。

せっかく新しい服を作ってもらったレオンさんには申し訳ないけど、デキる錬金術士の服よりはいつものソフィーの服の方が好きかな。　いつもの服の袖口の広いコートが可愛いくて好きだし、何よりジャンプするとふわって広がるのが好き。　事前に公開されたPVとかOPで何度か見てきた印象もあると思う。　ソフィー的には錬金術士の服は大満足みたいだけど、私としてはもう少しヒラヒラと揺れる部分が多い方が良かったね。　レオンさんは服を作る前に私のところにもヒアリングに来たほうがよかった。

ただへそが見える点に関してはレオンさんGJとしか言いようがない。

そういえば初回特典でBGMパックを入れてみたけど、1.7Gもあるのはビビったね。　過去のシリーズの楽曲がだいぶ網羅されてて、初回特典なのにそこまで聞けていいのって感じだわ。　お得感ぱない。

ただ今はまだソフィーのBGMを楽しみきれてないから、BGMパックはちょっと聞いただけで変更はしてない。　一回試しに街のBGMを『崇めよ、我は神鬼』にして夜中にヒャッハーってジャンプしながら走り回って遊んだくらい。　シチュエーション関係なくBGM変えられるから雰囲気ガラッと変わっちゃってめっちゃ笑った。

ざっとそんなところ。　最初に書いたように最低限一周するには十分なモチベーションは掴めたし、アトミナ・メクレットが何抱えてるのかとか今後のお話次第で長く楽しめそうな感触。　はやくドールメイクやりたい。

ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~ - PS3

ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~ - PS4

ソフィーのアトリエ ~不思議な本の錬金術士~ ザ・コンプリートガイド

*1:©俺達のロジーさん