瓶詰めちえりん夏バージョンを作った

またまた久しぶりにポリマー瓶詰めで一作作った。 今回は夏休みの自由工作シリーズ2017年版ってことで夏っぽいアイテム。 加えて、最近一時期涼しかったけどまた暑さが戻ってきたので、暑中見舞い・残暑見舞いも兼ねて。

f:id:ultimei:20170806232913j:plain:w640



『銀のイルカと熱い風』の歌唱が決まって以来、智絵里の夏の姿のイメージが格段と広がった感がある。 もともと浴衣だったりで夏要素は一応あったけど、ストレートに夏と海ってのはこれまでなかったから、あのジャケットイラストだけでだいぶイメージが広がった。 新しく瓶詰めやりたいなあって思い始めた時期にそういうことがあったのが重なって、今回のアイテムを作るに至ったという経緯。

経緯はそんなところとして、以下軽く製作過程などを。



まずは今回使った材料。 封入物は、当然のこととして主題の智絵里がまずひとつ。 以前の瓶詰めの時と同様、今回もちびきゅんキャラの智絵里を採用。 あとは海洋生物のミニフィギュアたち。

f:id:ultimei:20170806232835j:plain:w480

前回の春バージョンで瓶詰めにしたものはバラしたので、その智絵里を今回再び使うことにした。 前回のものは飾っておくにも見飽きてしまったし、少し開けてみたら水質も悪くなってたので、今回の夏バージョンは前回の作り替えにあたる。 一緒に並べて写真撮りたくはあったんだけどね。

智絵里と一緒に入れるアイテムとして、銀のイルカっぽいものがあればそれを使おうと思って探してたんだけど、結局丁度いいものが見つからなかった。 代わりに、東急ハンズで見つけたちょうどいい値段とサイズのミニフィギュアを使うことにした。 銀のイルカだとベストだったけど、テーマは海だったのでそこまでこだわらず。



ちょっと話はそれるけど、メモも兼ねて前作春バージョンの経過写真を貼っておく。 製作から1年半程度の時期。 瓶中の水分は結構揮発してたし、中に入れてた智絵里も結構色落ちしてた。

f:id:ultimei:20170806232839j:plain:w300 f:id:ultimei:20170806232843j:plain:w320



話を戻して封入物の続き、砂と貝殻。 先日海に行ったときに砂と貝殻を少々集めておいたんだけど、それよりも粒度とサイズがよいものが売ってたので、そっちを採用。

f:id:ultimei:20170806232847j:plain:w480



最後に照明のLED。 今回は白色1、ラベンダー2、アクアブルー1の4個を照明にした。 それぞれ光線の向きを変えて海の中に光が指してる感じを作れればと思ったけど、あんま狙ったほどの効果はなかったかな。

f:id:ultimei:20170806232852j:plain:w480

ちなみに、前回はLED・配線を固定する接着剤が中の水と直接触れる形になってたので、後で蓋を空けてみたら接着剤の成分が溶出して水質がひどいことになってた。 中に入れてたフィギュアにもネバつきが残ってしまった。 前作をバラした理由がこれ。 今回は二重蓋になってて接着部と水は完全に分断されてるので、前回みたいなことにはならないはず。



製作過程はほとんど撮って無かったので途中経過のみ。 まずは土台の砂と智絵里の座るガラス片を固定したところ。 蓋を閉めるときにLEDがちゃんと収まるかの確認も兼ねて撮影。

f:id:ultimei:20170806232858j:plain:w480

砂はレジンで固定してある。 水を入れたら砂が浮いて散らばる可能性があったのに加えて、瓶の口を上にするとき底面が斜めになるので固定しておく必要があった。

f:id:ultimei:20170806232903j:plain:w480

この瓶はディスプレイ用にぴったりな形状で、フィギュアの瓶詰めをやるのに使えるなと思ってとっておいたんだけど、これのせいで手間がひとつ増えて面倒だったねw でもLEDの光を斜めからあてられるところは気に入ってる。



といった感じで、あとはポリマーとアイテムを入れて、注水したら出来上がり。

f:id:ultimei:20170806232908j:plain:w640
f:id:ultimei:20170806232913j:plain:w640

クマノミが少し斜めになってしまったのと、ペンギンを入れる場所が足りなかったなど、アイテムの配置に若干失敗はあるけど、それ以外は概ね満足。 今回は90点くらいかな。

今回のお気に入りポイントかつこだわったポイントは、シロイルカの位置。 智絵里に近寄ってきておしゃべりしてる感じにしたかったから、そこは上手くできたので満足。

f:id:ultimei:20170806232920j:plain:w640



以下、別の角度からのショット。 角瓶ではなく、さらに蓋の位置も斜めなので、見栄えする角度は限られる。 その分、先にも書いたように斜めからの光で顔にかかる影が少なくなってはいる。

f:id:ultimei:20170806232927j:plain:w480
f:id:ultimei:20170806232930j:plain:w480
f:id:ultimei:20170806232935j:plain:w480

ざっとそんな感じ。 今回は綺麗に出来たし、前回よりもいいものが出来たなと思うので、だいぶ満足。 でも出来れば前のものと並べたかったし、春・夏と来たら四季四作にしてずらっと並べるのもやりたかったなと思う。 まあ並べられないにしても、秋バージョン・冬バージョンはいいテーマが決まって気が向いたら作ろうかな。



おしまいに、一緒に中に入れなくて寂しそうなペンギンさんの写真をどうぞ。

f:id:ultimei:20170806232939j:plain:w640