THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 3rdLIVE TOUR BELIEVE MY DRE@M!! LIVE Blu-ray 05@FUKUOKA

もうリリースからひと月以上経ってるので激しく今更感あるけど、感想を軽く。 別に書くの忘れてたとかじゃないよ。

全体的な話で言えば、LVで見た時も感じたように、熱い公演というよりは比較的落ち着いたように感じる、安心して見れるというような公演だった。 当然、終盤にかけて用意されてる怒涛のボス級楽曲ラッシュみたいな盛り上がりどころは要所要所に用意されてるので、そういうところは他の公演にも引けを取らないと思うけど、それ以外の場面でのアットホーム感・ゆるふわ感はこの公演特有の色かなと思うし、そこがこの公演の好きな所。

リーダーの二人も、全力で走ってガンガン引っ張っていくというタイプよりは、ここぞというところで本気を見せてくるタイプという印象なので、公演の雰囲気にはそういう性格も現れてるのかなとも思う。 最近は最初っから最後まで突っ走るぜーって感じの熱量だと温度高すぎて見てて息切れしてしまうので、そういう意味でも絶妙な火加減だなと思った。 出演メンバー全体で見ても常連・初参加・久々の登場の人とそれぞれ居て、これもまた丁度いいバランスになってるので、暖かく見守る曲・静かに聞く曲からガンガン上がる曲まで交互に置かれてて、やはり全体としては熱いだけじゃなくじっくり見れる箇所もある、といった感想。



公演でリーダーをやってたもちょは、LVが見終わる頃にはもちょも立派にリーダーできるんだなあ、みたいな気分になったけど、コメンタリーでも似たような感想になったね。 毎週ラジオやってることもあってか、コメンタリーでしっかり進行役をこなしてて、話を振ったり上手い具合に聞き出したりしてて関心した。 話ぶりだけみてるとおいおい大丈夫かと思うこともあるけど、もちょもやっぱり出来る子だなあと。

コメンタリーの内容自体については、楽しい話から興味深い話までいろいろあってよかったんだけど、音声加工がちょっと不満かな。 例えば会話中で映像に言及するタイミングが何箇所かあったけど、そこで元映像の音声を上げるのはちょっとイマイチだった。 確かになんて言ってたかがわかりやすくなるけど、おもしろシーンとかで派手なテロップ出して強調するみたいな感じがあってあまり好きじゃない。 あとカクテルパーティー効果が効かない人間であるせいか、音量をちょくちょく変えられると意識が散り散りになって、逆に聞き取りづらいというのもある。

あと、スケジューリングとか拘束時間の都合とかあるんだとは思うけど、冒頭や終盤など、全員が出てる場面では全員分のコメンタリが聞ければベストだったね。 全員パート以外でも例えばソロなどの出演箇所での感想を聞きたいのに、前半後半でコメンタリー担当が半々に分かれてる都合でコメンタリーにはいなかったりして、ちょっともったいないなあと思った。 種ちゃんのスマイル&ウィンクの時の心境も、ぜひコメンタリーで聞きたかったんだけどねw

コメンタリーに関してそれ以外は不満はないね。 というかむしろコメンタリー内容は特に後半パートが面白すぎて爆笑したので、全体としては大満足。 Shooting Starsあたりからの流れで種ちゃんが「お前もグレインにしてやろうか」とか言い出したあたりは超面白かった。 同じく種ちゃんが「可愛い子がかっこいい曲をやるのを見るのが幸せ」って言ってたけど、それにはうんうん頷いたし、あつひめが「ライブに出たい!とは言ってたけど、苦労を知ったら簡単にそういうこと言うのが申し訳なく感じた」的なことを語ってたのを聞いたときには、その心境の変化の背後にあるものに苦労の大きさを感じて、それでなおこれだけ楽しくて面白いものを見せてくれるんだから尊敬するなあと思った。 あつひめは3rd LVで見て好きになったけど、こういう話を聞けるとまたさらに好きになる。