アイマス公式コンサートライトがチカチカする場合の対処法

(最終更新:2019-11-04)

何度も振ってると、振ってる間にチカチカするようになることがある。 悪化するとスイッチを押してないのに勝手に消灯したりする。 症状としてはこんな感じ↓

以下、こういう症状が出た場合の対処方法について。

サビ・汚れの確認

まずは電池を取り出して、電池と端子にサビや汚れがないかを確認。

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もし端子にサビや汚れがある場合は紙ヤスリや布などで取り去る。 (電池にサビが出てる場合は破裂の危険もあるので、使用をやめて電池を交換すること)


紙を使った対処法

サビや汚れがないのにチカチカしてる場合は、電池の押さえつけが弱くなって、端子との接触が悪くなってるのが原因。 なので、フタをするときに電池の押さえつけを強くするために、間に厚みのあるものを挟むと症状が改善する。 強く振ったり衝撃があったときに電池がズレて勝手に消灯するような場合も、同じように安定するようになる。

ここでは電池とフタの間に厚みをもたせた紙を挟む方法を紹介。 まずはフタと同じくらいの大きさの紙を用意する。

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↑こんな感じに、折った紙をフタと電池の間に挟み込むことによって電池の押さえつけを強める。

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紙の厚さにもよるけど、手元にあったメモ帳を使った場合では四つ折りくらいで丁度いい厚さになった。 あとは普段どおりグリップ(またはキャップ)を締めればチカチカは収まるはず。 電池ボックス付近を軽くトントンと叩いてみてチカチカしなくなればOK。



端子の構造上、一番下の段の電池が特に緩みやすいようなので、こんな感じ↓にして二重に折り、一番下の段を少し厚めにした状態で押さえつけるとより効果的。

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この方法で症状が改善したら、あとは必要に応じてノリやテープで紙をフタに固定しておくといいかもしれない。 適度な厚さがあれば紙じゃなくてもいいけど、電気を通すような素材のものはもちろんダメなのでそこは注意。 ちょうどいい厚さ・弾力のスポンジが用意できるとベストかも。



紙以外を使う場合

紙でなくても、電池を押さえつけるだけの厚みがあって、かつ電気を通さない素材ならなんでもOK。 クッション性のあるものだとなおよし。 以下、100均等で用意できるものや、ライブ会場でも用意できるようなものの例と、そのオススメ度を紹介。

まずは事前に準備する際に、自宅にあったり100均等で入手できるものの例。

マスキングテープ (おすすめ度◎)

紙と同様に折れば厚みが調整できるのと、テープなので固定しやすく、剥がすときもノリが残りにくいのが良い。


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フタの両面に巻きつける形で留めておけば、万が一なくした場合でも自分のものと分かる目印にもなる。

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フェルト (おすすめ度◎)

手芸コーナーがあればたいてい置いてある上、厚みもちょうどよい。 ほつれると多少糸くずが出る可能性はあるけれど、素材自体にクッション性があるのがよい。


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食器棚シート (おすすめ度◎)

厚みは商品によってまちまちだけど、発泡材で出来たものだと厚さがちょうどよくクッション性もあるのでベスト。 カットしやすいのもよい。 ただ素材によっては折り目が付けにくいのが難点。


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隙間風防止テープ (おすすめ度○)

たいてい接着用の両面テープが付いてるので、固定しやすいのがよい。 スポンジタイプのものだとクッション性があるのでベスト。 ただ長期間貼ったままにすると、剥がすときに接着剤が残りやすいのは難点。


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紙パッキン (おすすめ度△)

厚さ調整ができてクッション性もあるのはよいけれど、カットするときにゴミが出やすいのが難点。


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脱脂綿 (おすすめ度△)

紙パッキンと同じく厚さ調整ができてクッション性もあるのはよいけれど、ちぎるとホコリが出やすいのが難点。


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ここからは出先でも応急的に用意できそうなものの例。 ハサミやテープなどが無い場合でも使えるもの。

レシート (おすすめ度○)

ノート・メモ帳等の紙が無くても、財布の中を探すか最悪何か買い物すればたいてい用意できる。 4つ折で横幅を1/4くらいにすればちょうどフタと同じくらいのサイズになる。 ハサミが無くても適当なサイズにカットできる。


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ペットボトルのラベル (おすすめ度△)

剥がす時用にミシン目が2本入ってるラベルだとフタのサイズとちょうどいい上にカットしなくてよいのでベスト。 折れば厚みを持たせられるものの、ミシン目が1本だと指では切りづらいのが難点。


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ポケットティッシュ (おすすめ度△)

厚みやクッション性は良いものの、薄くて綺麗にちぎりにくいので細かい作業になる。 ちぎるとホコリが出るのも難点。


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そもそもの原因・治らない場合

そもそもチカチカする原因は、振ってる間にグリップと本体を留めるネジ部分がゆるくなってきて、それに従って電池を押さえつけるフタも緩む→結果電池と端子の接触も弱くなって接触不良になる、という理由のようだ。 締めるときにカチっとはまらない個体は特にチカチカしやすくなる。 キャップではなくグリップを使ってる場合は力がかかりやすいので特に緩みやすいと思う。

とりあえず手持ちのライトはすべてこの方法でチカチカしなくなった。 もしこれで治らない場合は電池と端子以外の部分(スイッチが付いてる基盤など)が接触不良、あるいは故障してるかもしれない。 基盤等が原因の場合は修理するのは難しいと思うので、無理に直そうとするよりは買い替えを検討した方がいいかも。



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