グラブル英語版がたのしい

言語設定で英語にできるようになったのでちょっと覗いてみた。 お知らせではまだ誤った翻訳や日本語が残ってる場合があるようなことが書いてあったから、画像等のテキスト以外は未翻訳な部分が多いのかなと思ったけど、告知バナーの類いとかの文章も翻訳済みのものが表示されててビビった。 思った以上に本気で翻訳されてた。

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スタンプも試しに押してみたけど、イラストは同じでテキストだけ英語に翻訳されてた。 日本語ユーザーが押したスタンプも英語で表示されてたから、英語・日本語で個別のスタンプが用意されてるとかではなく、スタンプ自体は共通で設定言語に合わせたものが表示される仕組みみたい。

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ルリアノートも翻訳されてるので覗いてみた。 さすがに主要キャラクター以外、イベント登場キャラのテキストはまだ翻訳されてないかもなと思ったけどこれも既に翻訳されてて再びビビった。 すげえ。 さすがにというか、当然というか、音声は日本語のままだけど。

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ざっと見た感じ、グラブルオリジナルの部分だけじゃなく、「プロデューサーさん」とかシンデレラガールズの世界観に係る部分もちゃんと考慮された翻訳になってるようなので、翻訳スタッフさん有能。

それなら、ぴにゃこらたの「ぴにゃ〜」はどう翻訳されてるのかなと思って見てみたらなんか草生えた。

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shnargleとかargleがどういう語感なのかニュアンスはわからないけど、妙な鳴き声っぽい雰囲気を感じるものなのかねこれはw いずれにせよフォントと字面のギャップからシュール感漂ってて笑う。 argle-aaaaaaaaaaa!!wwwwww



テキストは、基本的には日本語版のものを逐語的に翻訳したものになってるみたい。 セリフやキャラクターにあっち向けのローカライズが施されてるってわけではなさそう。

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ただ表現の都合か若干意味合いが異なるところもある。 ドロシーのエピソードを日本語版で読んだ時、「ご主人様」は主人公一人を指すものと思って読んでたけど、英語版では"Masters, mistresses"と複数形になってるし、ルリア達を含めた一団を指してる。

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グラブルだと主人公の性別を変えられて「ご主人様」の表現ならそのどちらでも違和感はないけど、"master"といったら特に男性を指すものだろうから、この訳はそのへんの事情とあわせて考慮した結果かね。 ドロシーの言う「ご主人様」が単数か複数かの違いは、ドロシーのキャラクターに関わる重要な部分だと思うけど、なかなかうまく訳すのは難しそう。 このへんはお知らせにもあった誤った翻訳にあたるのか、今後より良い翻訳に変わるのかな。



ほかに面白かったのはこれ。

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書いてあるのは中二全開のテキストだけど英語で描かれるとなんかくっそかっこいい件。 蘭子の中二病はニヤニヤしながら眺めるのが楽しいけど、英語圏の人にもそのへんの面白さは伝わるのかな。



「ティクニウトリ・ショロトル」はどう綴るのかよくわかんなかったけど、英語版で綴りがわかった。 ティクニウトリって一つの単語なのかと思ってたけど綴り上はTi Icniuhtliに別れるのね。

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知識がないと意味や由来は全然わからないけど、とりあえず綴りが分かれば調べられる範囲は広がるので英語版を覗くといろいろ知れそう。 イクニアってのも、この綴りを見てようやく意味的な繋がりが類推できた。



そんな感じ。 グラブルもだいぶ遊び慣れて英語表記になってても操作を間違うことはないので、英語版にしながら遊んだりしてる。 グラブル英語版の本気っぷりはなかなかすごいなと思ったし、日本語版と切り替えながらどういう風にローカライズされてるのかを見るのも興味深い。 まあ読むっていってもたいした英語力は持ってないから英語版単体だとイミフな部分は多いけど、日本語版と比較しながらならどこがどう変わってるかは把握できる。 それにドイツ語とかロシア語とかでも意味は読めなくてもググりながらどんなこと書いてあるか見るのは楽しいから、グラブル英語版にもそういう要素があって楽しい。