LTP前半曲について感じることメモ

曲調やジャンルの好みで差があるのは別として、LTP前半の楽曲は全体的にどうにももやっとした聴き応えっていう感想なんだけど、理由についてはいろいろ考えてたけどこれ以上は出てこなそうなのでとりあえず書きだしてみる。 歌声を含めた曲全体ではなく、後ろで鳴ってる音の話。

まずLTP前半の曲は、音量を上げて聞きたくなるような曲、オフボーカルを聞きたいと思うような曲が少ない。 聴いてて心地いいと感じる音じゃないからって言っていいと思う。 なんとなくで聴いてる時とかは別にそうは感じないけど、じっくり聴き込もうとするとなんか微妙に感じる。

微妙と感じる理由として今の所挙げられるのは、音がダサい、チャラい感じがするってこと。 これを顕著に感じるのは「Rebellion」で、曲自体は確かにかっこいい系なんだけど、鳴ってる音だけをとってみるとなんかダサくて、かっこ良さ出し切れてないような物足りなさ・インパクトの薄さを感じる。 一方でこれはいいなと思う曲で比較しやすいのが「Maria Trap」と「追憶のサンドグラス」なんだけど、Rebellionと同じくギター・ドラム・ストリングスが鳴ってて曲の雰囲気も近いものの、この二曲は個々の音色の面で格好良く感じる。 それに加えて音に厚さ・重たさがあるというような印象で、その点でもこっちは好み。 特に追憶のサンドグラスの方はオフボーカルでじっくり聴いてみたいと思うような心地よさと迫力があるけど、Rebellionは残念ながらあまりそう感じない。

もうひとつは先の音の重さ・迫力の話と関わるところで、低音部が軽い感じがする。 バスドラムとかベースとか。 音量を上げて聞きたいと思えないのはこれが原因かなぁと思う。 音量上げてもボーカルが大きくなるだけで、裏で鳴ってる音が目立つようになるわけではないから、単にうるさくなるだけ、とか。 「キラメキ進行形」とか「プライヴェイト・ロードショウ (playback, Weekday)」あたりは特にそんな気がする。 別の言い方すれば低音と高音、音域全体のバランスっていったらいいのかな、全体的に高音側に偏ってるような感じ。 むやみに音を重くすればいいかっていったら曲にもよるけど、ボーカルはみんな女子で高いんだから、もう少し低音効かせてもよかったんじゃないかなと思う。 逆に後半LTP06以降は前半と比べると良くなってる感じはする、「ホップ♪ステップ♪レインボウ♪」「スマイルいちばん」「ハッピ~ エフェクト!」「想いはCarnaval」あたり。

ここで挙げた曲もライブとかパフォーマンス込みで聴けばよく感じるとか、小さめの音量で主に歌声を聴くときとか、音をさほど気にしない場合は他の曲と同じように聞けるから、やっぱり音の部分で何かしら微妙に感じる個所があるんだと思う。 このあたりが今のところの結論。