kokohadoko/釘宮理恵

kokohadoko【初回限定盤】(DVD付)

kokohadoko【初回限定盤】(DVD付)

初回限定版買ったけど、フォトブックがなんか絵本みたいで可愛いよこれ。 プラケースじゃないから汚れないようにするのに困るけど。 写真はいろいろあった中でも特に三つ編みにしてるのが可愛いくて非常によかったです。 肝心の中身の方だけど、ミュージッククリップ出た時(kokohadoko試聴来た - digital live equals ultimate happiness)の予想通りお気に入りの一枚になったね。 早速1曲ずつ感想。

#1「How I Feel」 他の歌聴いてる時も英語の発音好きだなぁと思ったことあったけど、この曲でもfeelのfiːからlになめらかに移り変わる発音がすごく好き。 舌の動きまで見て取れるような感覚。 流暢とか正確かどうかとかは評価できないけど、少なくとも俺にとっては聞き心地がいい。 抽象的な歌の世界、リバーブ効いた静かなメロディー、繰り返される「How I Feel, So How I Feel」のフレーズ、それに囁くような歌い方もあって1曲目からいきなり引き込まれる。

#2「ハネ・ウタ・アイ・ヒト」 また発音の話になるけど、この曲は「アイ」のところが好き。 この高いところから始まる「ア」から「イ」になめらかに音程落とすところ、なんかよくわからないけどここで胸が強烈に締め付けられるような感覚。 この2音にものすごく感情がこもってるように感じて切なくなる。 1番の、アコースティックギターだけのメロディーにのせて静かに問いかけるような歌声が途切れる一瞬の静寂に包まれた後、一気に音が増える瞬間。 ここで開けた場所に出てぶわっと風が吹きつけてくるような感覚になるのが好きだなぁ。

#3「forêt noire」 タイトルからして暗い曲なのかなぁと思ってたけど、聴いてみたら確かに少し不安げな雰囲気ではあるけどどことなく楽しげ。 暗い森の中で迷っちゃったんだけど、迷ってること自体も楽しんでるような感じかな。 あと、この歌に出てくるのがriya語ってやつなのかな? この部分はリズムと音の響きが好きだから一緒に歌ってみたくなるんだけど、これ歌詞カードにはなんて言ってるのか載ってないから歌いたくてもそれっぽい事もにょもにょ言うしかない。

#4「夢の中」 ローティーンくらいなイメージの、ちょっと夢見がちな恋する少女の歌。 とにかく可愛いねえ。 こういう子とデートしたいもんだね、「大好き」とか超きゅんきゅんする。 この曲は他の曲と違って少しキャラ声っぽいような作った声で歌ってるような感じだね。 もう梅雨も終わったような感じの天気が多いけど、紫陽花が咲いてて雨上がりって状況が楽しめるこの時期のうちにたくさん聴いておくべき。

#5「wonder」 こっちはほんとちっちゃい子供みたいなイメージの歌。 この曲は何というか夢の中で楽しいものがいっぱい詰まった宝箱がはじけてたくさんの星になったみたいなイメージ。 夢と魔法に満ちた歌、ほんとに絵本の中に入ったみたいな。 鉄琴とゼンマイみたいな音、それに「ほら」って囁きかけるような声が可愛いくていい。 これもriya語入ってるけど、こっちは全部じゃないけど書いてあった。 可愛いからつられて歌いたくなる。

#6「オレンジ」 この曲は懐かしさと、失くしたもの、取り戻せないものを想って切なくなるけど、この歌から想像するオレンジ色の夕日はなんかあったかいイメージだね。 アウトロのリフレインあたりは特にしんみりするけど、寂しい気持ちのまま終わるって感じにはならない。 この曲は特に「知らない色 知らない景色 見知らぬ人」のフレーズのところが好きだなぁ。 畳み掛けるって表現はちょっと違う気がするけど、ここからサビに入るあたりの盛り上がりが好き。 あとこの曲はベースも好きかな、間奏あたりのベース音とコーラスと歌声だけになる部分、アウトロで歌声の代わりにストリングスになる部分とか特に。 なんとなく強さみたいのを感じる。 だからかな、この曲がしんみりだけで終わらないのは。


DVDに入ってるミュージッククリップも観たけど、少し暗くて淡い色が幻想的。 あと、撮影風景も入ってる。 移動途中の風景だったりをくぎゅ自身が撮影して、解説入れたりしてるんだけど、そのコメントがいちいち可愛いくてミュージッククリップ同様こっちも繰り返し観たくなる。

f:id:ultimei:20120630042208j:image

妖精が居そうとか言ってたけど、まるで天使か妖精みたいだなぁと思いながらミュージッククリップ見てたから、もし妖精がいるとしたらくぎゅ本人がきっとその妖精だね。

f:id:ultimei:20120630042210j:image

歌の感想に戻って、聞き心地がいい歌、優しい歌が多い。 こんな風景見ながら聴きたい。 霜月はるかのティンダーリアの種とか、ああいうファンタジー色が強くてアリア語みたいに聞き心地のいい人造言語使ってる曲はもともと好きだったんだけど、まさかくぎゅでそういうジャンルに近い曲が聴けるとは思ってなかった。 完全に俺得。 試聴できた分だけを聴いた感じだと一枚通して聴いたら歌に引きずり込まれてしばらく帰ってこれない気分になるかなぁと思ってたけど、抽象的な歌だけじゃなくて楽しげな雰囲気の曲もあるから、そんなでもなかった。 聴いたらテンション落ち着いちゃいそうだからアイマス7thライブ終わってからにしようと思ってたけど、先に聴いても全然問題無かったな。

あと、個人名義だしあんまりキャラの名前出すのはどうかなぁとは思うけど、私みたいに伊織のしっとりとした歌みたいのが聴きたかったって人にはオススメの1枚ですね。 そういうのが聴いてみたい人は特に#4「夢の中」を聴くといいと思う。

全体通して生の楽器が多く使われてて電子楽器とかは少ない印象だったけど、#1「How I Feel」あたりを聴いてて思ったのはアンビエントとかエレクトロニカ風の曲も結構行けるんじゃないかなぁと。 今度またCD出すなら、そういう曲もぜひ聴きたい。 ただ、値段の割にという風には思わないけど、やっぱ6曲だけじゃ物足りない、どの曲も良かったしもっと聴きたいなぁとは思う、じっくり聴いてたいのにあっという間に終わっちゃうんだもん。 早くも次が待ちきれないんだけどこれ作るのに2年くらいかかったみたいな事言ってたし、またじっくり作って欲しいような、とにかく早くというような、もどかしい。 シングルでもいいから定期的に出して欲しいところ。