kokohadoko試聴来た

やばいね、自分でもテンションの変わりっぷりにびっくりした。



もうちょっとポップな曲も多いのかと思ったけど、今日出たミュージッククリップ3つとも、ゆったりして少し抽象的で幻想的な雰囲気漂う曲調で、1曲目聴いたときは思ったとおりこういう曲調のも入ってて期待通りと思ったけど、後の2つも方向性はだいたい同じ、聴いていくうちに完全に引きこまれた。 曲に聴き入るような気分とか、曲を聴いてる時に完全に外の世界を遮断して一人になりたいとか、聴いててそういう気分になる曲を「遠い」って形容詞使うんだけど、この三曲はどれもそんな感じ。 逆にテンション上がる曲とか、みんなで盛り上がろうみたいな曲は「近い」なんだけど、例えば伊織で言えば、リゾラは「近い」曲、フタリの記憶は「遠い」曲、MA08は曲だけで言えば全体的に「遠い」方、MA2SS01は逆に「近い」方。 気持ち的に外交的/内向的とか心がオープン/クローズとかの対で表してもいいかもしれない。 とにかく、この三曲はどれも遠い方の曲で、そういう曲が多いとは考えてなかったこともあるんだろうけど、それまで近い気分だったのがこれ見てる間に一気に遠い気分の方にひっくり返ったのが自分でもびっくりした。 遠いってのは退廃的だったりとか感傷的だったりな感覚だから、一回気分が遠い方に向くと帰ってくるのが難しいんだけど、聴いた後、まぁ今もなんだけど、それまで考えてたことやってたこと全部吹っ飛んで、なんか手につかなくなってしまった。 「ハネ・ウタ・アイ・ヒト」と「オレンジ」はすごく遠い方に引きずり込まれる。 今回全体の半分の曲が試聴できるようになったわけだけど、「オレンジ」が6曲目で最後になるとなると、kokohadokoは全体的にこんな雰囲気なんだろうし、ポップな雰囲気が無さそうな遠い曲が揃った一枚になりそうで、これまで予想してたのとは違くなるけど、実際のところ伊織でもフタリの記憶みたいな曲がそろそろ増えて欲しいと時々思っていたし、こういう方向性の曲も求めてたものではあったから非常に楽しみ。 曲が少ないことだけが残念でならないんだけど、既にお気に入りの一枚にはなりそう。

kokohadoko【初回限定盤】(DVD付)

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