スクールガールウェア/雨/漫画

アッキーのラジオに送ったメールが読まれました。 本エントリは人生初メールでいきなり読まれたから百発百中だぜ、みたいな自慢がメインになります。 嘘、読まれた照れ隠しと、メールでは削ったけど最初に書こうと思った話が半々。 こないだのd:id:ultimei:20120313:1331583960で、スクールガールウェアで過去の記憶がうんたんって話書いたけど、今回もだいたいそんな話。


最初はいつも通りキャプ添えてここにちらっと書いて終わりにしようかと思ったけど、ちょうどアッキーのラジオで募集してたテーマの『漫画』にも合うし、もしかしたらアッキーが好きそうな話かもなぁと文体整えて送ってみたらホントに読まれちゃった。 実際送ったのはうまくまとまらなかった感があるのだけど。 ウェブラジオってのは聴き始めてもう5年くらいにはなるけど、おてまみ送ってみようと思ったのは初めてだったし、読まれたのも初めて。 最初名前読み上げられたときは心臓跳ね上がった。 本文読まれてる最中はブログに上げた痛い文章音読されて晒し上げみたいな気分。 ここに書いてるのもどうせほとんど読まれてないだろうなと思って安心してるけど、自分の書いた文章が読み上げられるのを聴くと恐ろしい気恥ずかしさがあるね。 まぁでもめっちゃ嬉しい、巻き戻して二回聴いた。


で、メールで書いた話。
小学校のとき、雨の日には学校に漫画持ってきてみんなで読んだよって話。 雨の日は外で遊べないけど、当時の私たちはそりゃ元気なお年頃なもんで、休み時間に教室の後ろの方でじゃれあってるうちにヒートアップしていつの間にか取っ組み合いになって危険が危ない。 大人しくしてろって先生に言われても言うとおりにするのはせいぜい言われた直後だけでどうせまた繰り返す。 それならってことで、雨の日に限ってカードゲーム・漫画・その他複数人で遊べるものを持ち込んでもOKってルールが出来た。 俺たち大喜び。 担任の先生的にはそれで静かにしててくれるならってところだったんかな。 アッキーにも「ナイスな先生」って言ってもらえたけど、生徒のこといろいろ考えてくれるいい先生だった。 この話以外にもいくつかあるけど長くなるし面倒くさいから書かない。
そんで、先生のお墨付きもらってヒャッハーな俺らは幽白とかドラゴンボールとか持ってきて読んでた。 つっても月に何冊も漫画買えるほどお小遣いもらってなかったから、主に他の子が持ってきたのを読ませてもらう側だったんだけど。 そいえば授業中、授業より指先に集中して霊丸撃てないか頑張ってた。 梅雨時期は女子も男子もみんな漫画読んでたから、教室は結構静かで他のクラスの騒ぎ声の方がうるさかった記憶がある。 先生の机で定規戦争ガシガシやってた男子はいたし、大富豪やって盛り上がってたグループもあったけど、先生の目論見どおり教室内で大暴れするようなことは無かった。
とまぁそんな感じで雨の続く憂鬱な季節には、休み時間の度にランドセルから漫画出して読んでってのを繰り返して幽白読み進めてたんだけど、確か仙水が気鋼闘衣纏うあたりが当時の最新刊だったかな、そのあたりまで読み終わっちゃった。 さて次なに読もうってなったときに目についたのがYAIBA。 持ってきてたのは、席が近かった女の子。 落ち着いてて大人し目の子だったし、少年漫画よりは少女漫画読んでそうな雰囲気だったから、その子とYAIBAの組み合わせは後から見ればちょっとした意外性があった気がする。 その子は髪型が絵理ちゃんに似てたから、以下「水谷さん」とする。
水谷さんから借りて読んでみたYAIBAが面白くって、続き読ませてもらったり、「小次郎カッコいいね」「えー全然格好良くないよ」みたいな話してるうちに仲良くなってた。 漫画読む以外にも休み時間一緒におしゃべりしたりして遊んだりとかもあった気がする。 子供ならではの微笑ましい光景ですね。 まぁよくあるパターンだと秒速5センチメートルみたいに黒板に相合傘でも書かれてプギャーってのがありふれた小学生なんだろうけど、男子と女子が仲良くするのを茶化すのはすごくかっこ悪い、みたいなことも言ってた先生だったから、そういうことは無かったね。 図書室に逃げ込む必要とか全く無かった。
水谷さん家はうちと近くて帰る方向が同じだったから、何度か一緒に帰った。 「今日テレビでYAIBAやるから忘れず見ようね」とか話しながら漫画の方の続き借りるために家に寄ったこともある。 さすがに部屋に上がり込むまではなかったけど、遠慮があったとはいえ、どっちかといえば単に必要が無かったってだけ。 ランドセルに漫画詰めたら、また明日、バイバイ。 水谷さんは俺より背高くってなんとなくお姉さんっぽい感じで、あっちも兄弟いない(かったと思う)から、お互いそんな感じで見てたかもしんないし、そんなことはないかもしれない。 まぁでも、水谷さんをさやかに見立てて、俺は刃になったつもりでたたんだ傘を雷神剣がわりにして遊んでたことはあった。 ただ、まだ6年生だったし、恋愛に発展するとかそういうリア充的案件とか爆発的事象は無かった。
秒速の桜花抄なら卒業して住む場所も変わってって所だけど、中学校は一緒だったからドラマチックな別れは無かったね。 クラスが別々になったから話す機会は減ったけど、委員会とかでたまに会うこともあったし、中学卒業して別々になるまでは仲のいい知り合いくらい。 だもんでこれといって話にオチは無いです。 その中学校の時の制服がスクールガールウェアによく似てて、ヘアピンで留めた感じとスクールガールウェア着た絵理が水谷さんによく似てたから、ここまでの話を芋づる式に思い出しましたって話。


思い出話おしまい。 アッキーのラジオは最初、Simply Lovelyの宣伝ひととおり終わったら番組も終わっちゃうのかなと思ってたら意外にも続いた。 正直、最初は退屈に感じたんだけど、アッキー個人の番組だったってのと、BGMで流れるテクノの選曲が好みだったりで聴きつづけてるうちに、アッキーのほんわかしたおしゃべりに安らぎ感じるようになって今では毎週の楽しみになりました。 最近は懐かしいゲームやってるしね、先週はマリオペイントの蝿叩き、今週はスターソルジャーとか。 たまに他番組とかアイマスの話も出ることもあるし、来週はえりりん来るみたいだし、聴いてない人も一度聴いてみるとよいよ。 他番組とは違って一人の時のアッキーは印象違って見えるから、そのあたりも面白いし。