第二十五話 「みんなと、いっしょに!」 改めて/あと総評

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すてーじー!

興奮もだいぶ落ち着いちゃったとはいえ、改めて最終話を見ると目が潤んで見ている間は寒さを忘れられる程度には興奮できる、素晴らしいステージだった。 みんなキラキラ輝いてて、楽しそうに歌ってるのを見てるとこっちも嬉しくなる。





で、総評。 総合評価で言うと、100点満点中95点、ランクはS付けていいと思う。 当初アニメ化って聞いてついに来たかと嬉しくなったのと同時に、若干の不安があったから実際始まるまではあんま期待しすぎないようにしてたけど、終わってみたら期待以上でほんと良かった。 ちなみにアニメ化発表時の期待とかその辺はこれ→d:id:ultimei:20110129:1296249210
アニメ化するなら当然新規ファン獲得狙いに行くだろうから、それで人気が出そうな子を前に出して出番が偏ったり、わかりやすくキャッチーな描き方して不満に思うこともあるだろうなと思ってそこまで期待してなかったというか、期待しすぎないようにしてたけど、全然そんなことは無くみんなそれぞれにスポットが当たってたし、キャラ付けだったりお話だったりといったあたりはびっくりするほど丁寧だったという印象でこれといって不満がない。 聴けなくて残念だった曲はいくつかあったけど、それよりもたくさんの既存曲・新曲が使われて、しかも差し込み方がとても話に合ってていい使われ方だった。 絵も動きも綺麗で、所々微妙に感じるところがあったとはいえ、肝心な部分は手を抜くどころか完璧に仕上がっててこれも満足。 当初の期待だと、ステージシーンよりは個々人のお話を中心にやって欲しいと思ってたけど、これも期待以上。 特に終盤の千早と春香はあそこまで踏み込んで描かれるとは思って無かった。 すごい話が来たら「予想を春香に越える天海!!」とか書いて茶化してやろうと思ってたけど、実際はそんなこと書いてられない展開だった。 シリーズこれまでの焼き直しで終始無難なものにするってことなく、それに加えて新しいことやりつつ新規ファンも既存ファンも全部奪りにいく、そんな感じ。
765プロを中心にして比較的閉じた世界になるかもと思ってたら、961プロ・ジュピターはもちろんのこと、876プロも出てきたし、新幹少女、番組のディレクターさん、ダンスと歌の先生、悪徳記者、さらにプチピーマンさんみたいなファン側の人まで出てきて、この辺も単なる脇役じゃなく、話を深める形で765プロと関わってたし度々登場してたから見てて楽しかった。 あと忘れちゃいけない赤羽根P。 男性キャラでここまで好感を持てる人物ってのは最近はなかなか居ない。 真面目で尊敬できる理想的なプロデューサーだね。 ま、真面目すぎたからその分ぶっ飛んだ話、出来なかった話はあっただろうけど、アニメで出てきた中で好きな人物挙げるとしたら、まずこの人だね。
始まる前は、雰囲気はほのぼの、ときどきしんみりで、最後は大団円でよかったねって感じになればまぁいいかなと思ってたけど、全体ざっと振り返ると、竜宮小町デビューで興奮したり、美希回で不安にさせられたり、生っすか!?サンデーで汗かくほど笑ったり、黒井社長の汚いやり方に憤ったり、千早・春香回で嬉しくなって放送終わっても泣いてたり、とにかく、序盤では割とゆるいいつもの765プロが描かれる一方で終盤はシリアスな話があって、見てる方としてはゲームの時以上に感情の振れ幅が大きかった。 1話から4話までは、まだアニメがどういう展開になるか、雰囲気が掴みきれなかったから上で書いたような不安が晴れなかったのだけど、自分にとって転機になったのは5話終盤、布団の中で1年後を想像して語るシーンとそのあとの竜宮小町結成が決まった所かな。 5話のここでこのアニメで起きることと、着地点がなんとなく見えてきて、気がかりな事も無くなって、純粋に目の前で起きてること、その先の展開を想像しながら楽しめるようになった気がする。 このあたりからは毎話毎話楽しみで始まる前にドキドキしてた。
最近は中盤の折り返し地点過ぎたら満足しちゃったり、1クールですら途中で飽きてほっぽり出すことも多いし、終盤の展開で無いわと思って熱狂から醒めたりってことも多かったけど、このアニメでは見なくてもいいかなとか録画して後でみればいいかな思うことは全く無かったし、全編通してこんなに没入できてしかも心地よい満足感で見終えることが出来たのは久々だった。 最初から最後まで冷めること無く楽しめたって言うと、中学生の頃とか、まだアニメを素直に見てた時以来じゃないかな。 それにはしゅうろくごー!とか1話・最終話のパジャマパーティーみたいな企画とかツイッターでの原画・カット公開とかがあったってのも大きいだろうけど、それを考えるとそれらとタイミングが合わせられる、放送が最速の地域で見られたってのもほんとよかったなと思う。 それに途中で感想書くのは面倒くさくなるかなと思ってたけど、毎話毎話思ったこと感じたことを書かずにはいられないくらいだったから、結局最後まで続いた。 それくらい楽しかった。
他にもいろいろあっただろうけど、また見返すだろうし、とりあえずそんな感じ。 とにかく、若い子が何かに向けて頑張っててそれがちゃんと報われるような作品が最近の好みだったし、アニマスはそれにピタッとはまってた、だから良かった、まぁざっくりそれだけでもいいかも。 あなたにとってのアイドルとは、って聞かれたらそれが答えの一つで、歌がうまい・笑顔が可愛いとかの見かけよりもアイドルとして頑張ろうとする姿があって、それを楽しそうにしてて、楽しませてくれる存在で「君が笑うと僕も嬉しい」みたいなキモいことを大真面目に思える存在。 そういうのをアニメでやってくれたって点で錦織監督・にしごりPにはアイドルマスターの称号あげていいと思う。 もちろん監督・キャストを含め関わったすべてのスタッフ、この作品を作り上げた人たちにも、ありがとう。

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